宮城県旅行観光ガイド『日本こけし館
日本こけし館 Vol . 39
日本こけし館
(宮城県 大崎市)
‐ Miyagi ‐
宮城
Presented By 星★聖
日本こけし館(宮城 鳴子)
国内旅行観光ガイド『名勝・史跡★百景』 > 日本こけし館 日本こけし館をご覧になるにあたって
日本こけし館の評価
日本こけし館の評価
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■ 日本こけし館とは?

 1975年にオープンした、宮城県を代表する温泉地である鳴子温泉の、紅葉の名所である鳴子峡そばの鳴子公園内にあるこけし館。
 詩人で童話作家でもあった、深沢要さんのこけしコレクション約600点と、全国のこけし職人から、こけし祭りへの奉納で贈られてきたこけしとを合わせ誕生したこけし館で、館内にはカタチや大きさ、絵柄に表情の異なる地方ごとのこけしが無数並び、中には高松宮殿下が愛した秘蔵のコレクションや菅原文太さん寄贈のこけしなどもある。こけし制作の実演コーナーや絵づけコーナーもあり、こけし制作について学べる他、絵づけ体験なども行える。
日本こけし館のPR
おすすめシーズン
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
地方ごと年代ごとに異なるこけしのカタチや表情の違いに注目しよう!
時間に余裕のある方は、絵づけ体験にもチャレンジしよう!
お土産のこけし選びは、迷ってしまって意外と選ぶのが大変だよ!
~ 日本こけし館 編 ~ 温泉マイスター 星★聖(ほし たかし)
日本こけし館の見所
日本こけし館 日本こけし館入口 鳴子公園
日本こけし館 日本こけし館入口 鳴子公園
巨大なこけしを除けば、外観こそ普通の建物だが、この建物の中に、郷土の匠の技が光る日本の伝統がぎっしり詰まっている。 鳴子や南部、津軽に山形・・・と、地方ごとのこけしの展示以外に、こけし制作の実演コーナーや絵づけ体験コーナー、即売所などがある。 紅葉で知られる鳴子峡のそばのこの公園内に、日本こけし館がある。緑が美しい公園で、桜とツツジの名所となっている。
こけしの展示 こけしのお土産 巨大なこけし
こけしの展示 こけしのお土産 巨大なこけし
館内にはカタチや大きさ、絵柄に表情の異なるこけしが無数に並び、中には高松宮殿下が愛した秘蔵のコレクションや菅原文太さん寄贈のこけしもある。 どれもこれも手にとって見ると興味深いモノばかりで、同じ価格で縦に並んだ同種のモノでも、一個一個手づくりゆえに表情が違うので選ぶのに悩む。 鳴子公園を歩いて行くと、日本こけし館のシンボルであるこの巨大なこけしに出遭う。大きくてもその表情は豊かで繊細。
日本こけし館の地図
基本情報
■名称:日本こけし館
■読み方:にほんこけしかん
■ホームページ:日本こけし館
■所在地:宮城県大崎市鳴子温泉字尿前74-2
■問合せ:0229-83-3600
観光情報
宮城県グルメ情報
星★聖の名勝・史跡探訪記 『日本こけし館』 編

巨大なこけしがお出迎え!


宮城県の北西部、山形県との県境にほど近いところに、ひとつの温泉地があります。

日本一の泉質数を誇るとも言われるその温泉地こそ、 あのこけしで有名な「鳴子温泉郷」です。

うなぎ湯など、泉質の良さもウリのこの鳴子温泉郷は、多くの観光客で賑わっている温泉地ですが、泉質数だけでなく、こけしも、もちろん日本一です。

日本最大のこけし生産地であることを象徴すべく、この鳴子温泉にある、緑が美しく桜とツツジの名所となっている鳴子公園内には、巨大なこけしが印象的な、『日本こけし館』があります。

1975年にできたこの日本こけし館は、詩人で童話作家でもあった深沢要さんのこけしコレクション約600点と、全国のこけし職人から、こけし祭りへの奉納で贈られてきたこけしとが合わさり誕生しました。

館内に入ると、さまざまなこけしが、整然と並べられているのですが、その眺めは圧巻で、ずらりと並んだこけしを前にすると、どこかすべてのこけしが、自分の方を見ているかのように感じます。

また、館内には、高松宮殿下が愛した秘蔵のコレクションや菅原文太さん寄贈のこけしもあり、こけし制作の実演コーナー絵づけコーナー即売所などもあります。

実際に、自分の手でこけしづくりが楽しめたり、職人の技を間近で見れたりと、こけしについて、一日ですべて理解できるような施設となっています。


地区で異なるそのお顔!

わたしは、特にこけしに興味がある訳ではありませんが、ここを訪れてみて、はじめて地方地方でちょっとづつ異なる、さまざまなこけしがあることを知りました。

鳴子南部津軽山形蔵王・・・と、それぞれのこけしを見比べていくと、地方ごとの、こけしの微妙な違いが面白く感じてきます。

肘折系蔵王系のこけしは、かなりユニークなこけしが多く、モノによっては、思わず吹き出してしまいそうな顔つきのものもあったりします。

また、津軽系のこけしは、どちらかというと、より人間っぽい顔かたちをしており、これもまた惹かれるものがあります。

どれもこれも、じーっと見ていると、しだいに味わい深く見えてきたりしますが、どれが一番良いか!・・・は、やはり個人の好みによってわかれるのではないでしょうか。

わたしは、オーソドックスに、一番ソフトな印象で、やさしそうな鳴子のこけしが好きですが、こけしを自作していたとすれば、もちろんそれが一番いとおしく感じることでしょう。


世界に一つだけの・・・

この日本こけし館を訪れてみて、館内を見てまわるのと同じくらい、時間がかかってしまったところがありました。

それは、おみやげ選びでした。

性格にもよるのでしょうが、せっかくここまできたのだから、こけしの1つでも・・・と思いきや、これがなかなか選ぶのが難しいのです。

前述のように、数あるこけしのタイプから、どのタイプのこけしにするか・・・を決めるのもさることながら、縦に並んだ同じ種類のこけしが、手作りゆえに、ちょっとづつ微妙に、その表情を変えているのです。

工場生産品ならば、どれもこれも同じ顔つきのものができるのでしょうが、そこは手作りならではの良さ・・・、微妙な顔かたちの違いに、ついつい手にとっては、う~ん・・と、迷ってしまいました。

館内のこけしを見てまわった時よりも、こけしひとつひとつの個性や味わいを深く感じ、まさにオンリーワン、「世界にひとつだけの こ・け・し 」といった感がありました。

みなさんも自分好みのこけしを探しに、ここ日本こけし館を訪れてみませんか。
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日本こけし館(宮城 鳴子)
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