山形県旅行観光ガイド『山形城跡
山形城跡 Vol . 40
山形城跡
(山形県 山形市)
‐ Yamagata ‐
山形
Presented By 星★聖
山形城跡(山形 霞城公園)
国内旅行観光ガイド『名勝・史跡★百景』 > 山形城跡 山形城跡をご覧になるにあたって
山形城跡の評価
山形城跡の評価
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■ 山形城跡とは?

 山形県山形市霞城町にある、かつて東西1.5km・南北1.9kmの規模を誇り、三の丸の広さは約235万㎡(約71万坪)で、東京ドーム50個分もあったとされる、日本屈指の広さを誇った城跡。
 別名「霞城」「霞ヶ城」と言われ、現在「霞城公園」として整備されている。公園の名は、関ヶ原の戦いの頃、直江兼続率いる上杉軍が山形に侵攻してきた際に、霞がかかり上杉軍から城が見えなかったことに由来する。この戦の功により、出羽57万石としてこの地を治めたのが、初代山形藩主であり山形の礎をつくった最上義光。この時代に築城され、鳥居忠政の時代に整備がなされたが、本丸には初めから天守閣は存在しなかったとされる。花見の名所として知られている。
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おすすめシーズン
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
お花見
二の丸東大手門や本丸一文字門などの復元建築物を見よう!
奥羽本線も徐行するお花見シーズンはおすすめだよ!
城内にある最上義光像と済生館は必見だよ。見逃さないように!
~ 山形城跡 編 ~ 温泉マイスター 星★聖(ほし たかし)
山形城跡の見所
二の丸東大手門 二の丸堀 山形城跡復元工事
二の丸東大手門 二の丸堀 山形城跡復元工事
1991年に、史実に基づき日本古来の建築様式にて、櫓門、多門櫓、高麗門、土塀などが復元された門。現在では、山形城跡の顔となっている。 二の丸の堀により、市街地と城内がクッキリと分けられている。現代感覚の公園なので、タイムスリップするような感覚は全くないが、気分は変わる。 東大手門に続き、本丸一文字門の復元も進み、2043年までに、本丸御殿を含めて全面復元することを目指している。
桜の名所 しだれ桜
桜の名所 しだれ桜
二の丸の堀の横を走る山形新幹線・奥羽本線。花見シーズンには、乗客へのサービスとして、通過時に徐行運転が行われるほど、お堀端の桜は美しい。山形には桜の名所がいくつもあるが、ここもそのうちのひとつで、花見シーズンには多くのツアー観光客が訪れる名所だ。夜にはライトアップも行われる。 まとまって咲くソメイヨシノの桜並木も美しいが、しだれ桜の一本桜もまた美しい。最近では城内のしだれ桜目当てで訪れる見物客が増えているほど。
観光&日常生活 最上義光像 済生館
観光&日常生活 最上義光像 済生館
城内には、野球場や博物館、児童文化センターなどの施設があり、観光スポットでありながら、地元の方の日常生活の場でもある。 出羽57万石としてこの地を治めた初代山形藩主にて、今日の山形の礎を築いた戦国武将の銅像。日本屈指のカッコよさをみせる騎馬像となっている。 1879年に県令であった三島通庸により建てられた建物で、もとは病院。三層楼と言われ国の重要文化財。文翔館とともに山形を代表する洋館のひとつ。
山形城跡の地図
基本情報
■名称:山形城跡
■読み方:やまがたじょうあと
■ホームページ:
■所在地:山形県山形市霞城町3
■問合せ:023-641-1212(山形市公園緑地課)
観光情報
山形県グルメ情報
星★聖の名勝・史跡探訪記 『山形城跡』 編

復元進む山形城跡

東北は山形県の県庁所在地である山形市は、実はさまざまな見所のある町ですが、その中心的存在となっているのが、ここ「山形城跡」です。

平野部に建てられたこの平城である山形城は、別名「霞城」(かじょう)、「霞ヶ城」(かすみがじょう)と言われ、場内は「霞城公園」(かじょうこうえん)として、市民の憩いの場として利用されています。

その由来は、関ヶ原の戦の頃、米沢城主「直江兼続」(なおえかねつぐ)率いる上杉軍が、山形に侵攻してきた際に、霞がかかり、西の富神山に構えた上杉軍の陣から、山形城が見えなかったことに由来すると言われています。

米沢城や鶴ヶ岡城同様、初めから天守閣を持つことのなかった山形城ですが、その敷地の実に広いこと・・・、東西1.5km、南北1.9kmもあったとされ、あの世界遺産である姫路城の三の丸まで含めた全体像よりも、その規模において上回っていたのでは・・・とされています。

これだけのスケールで城を整備し、維持し続けた人物こそ、当時、出羽の地にあって、ずば抜けた支配力を持っていた「最上義光」(もがみよしあき)でした。

関が原の戦いで功のあった最上義光は、、出羽57万石としてこの地を治め、整備をすすめ、やがて最盛期をむかえました。

山形の町は、最上家の発展の上に成り立っており、お家騒動などで、歴史上あまり良くは描かれない最上義光ですが、この山形の地においては、まぎれもなく功労者であり、今の山形があるのも、この最上義光の内政の力あってのものだと言っても、過言ではないのではないでしょうか。

そんな、現在の山形の基礎を築いたともいえる最上義光は、現在でも山形市民に愛される存在となっており、山形城跡である霞城公園内には、日本屈指のカッコよさをみせる騎馬像も建てられています。


桜の名所!霞城公園

現在山形城は、二の丸東大手門、本丸一文字門などの復元も進み、本丸御殿の復元へと作業が進められていますが、なかなか復元にあたって資料不足で難航しているようです。

そんな中でも、毎年春には、お花見スポットとして、観光客のみならず、家族連れやお年寄りなど、市民の憩いの場として賑わいをみせています。

桜の名所であるこの山形城跡は、城内を彩る桜の花がすばらしく、近くを走る奥羽本線が、通過時にスピードを落とすほど、見事な咲きっぷりをみせます。

是非とも、花見のシーズンに訪れてみて欲しい場所のひとつです。

そんな霞城公園のそばには、黒い三角屋根が際立つ、現代建築物である「山形美術館」や、「最上義光歴史館」などがあります。

山形美術館は、モネシャガールなど、西洋画の巨匠達の展示に加え、定期的に企画展などが開催されています。

最上義光歴史館は、前述のこの山形の地の発展に寄与した、最上義光の兜などの愛用品を一堂に集めた歴史館で、館内もさることながら、正面の噴水と女神像が、とても美しい建物です。

こちらも、山形を訪れた際には、この山形の歴史を知る上でも、是非立ち寄っていただきたい場所のひとつです。
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