出羽三山神社とは?
山形県の庄内地方に広がる、崇峻天皇の第三皇子となる蜂子皇子が開祖とされる標高414mの 羽黒山・標高1984mの 月山・標高1504mの 湯殿山 の "出羽三山" の山頂に鎮座する、出羽国の国魂である伊氏波神と稲倉魂命の二神を祀る「出羽神社」、天照大神の弟神の月読命を祀る「月山神社」、大山祗命と大己貴命・少彦名命の三神を祀る「湯殿山神社」の総称。
鶴岡市羽黒町にある2446段の石段詣で知られる羽黒山に、三社の神を併せて祀る、江戸時代の1818年に再建され2000年5月25日に 国の重要文化財 に指定された高さ28mの「三神合祭殿」が建つ。また1618年に最上家信により建てられた「鐘楼」も同時に重文指定を受けている。
羽黒山の参道入口に建つ「随神門」を潜ると、1951年6月9日に 国の天然記念物 に指定された推定樹齢1000年の「羽黒山の爺スギ」や、1955年8月13日に 国の特別天然記念物 となった「羽黒山のスギ並木」があり、一の坂の登り口には1966年6月11日に 国宝 となった室町時代の1372年建立の高さ29.4mで三間五層の杮葺き素木造の東北最古の「五重塔」が建つ。
古くから羽黒修験道では、羽黒山が人々の現世利益を叶える"現在"の山、月山が祖霊が鎮まる"過去"の山、湯殿山が新しい生命の誕生を表す"未来"の山とされ、出羽三山を駈け巡る "三関三渡の行" が行われ、江戸庶民の間でも広く "生まれかわりの旅" として知られていた。
"日本三大修験道場" と言われる険しい山々には、今も山岳信仰の場として多くの人々が訪れることから、自然と信仰が息づく『生まれかわりの旅』の構成文化財として 日本遺産 に認定されている。

出羽三山神社 の 広告
三神合祭殿の扁額や萱葺き屋根に注目!
高さ28mとスケール感のある国指定重要文化財の三神合祭殿の拝殿の厚さ2mを超える萱葺き屋根や三社三様の外の扁額だけでなく、社殿内に掲げられた巨大な『三神合祭殿』の扁額にも注目!
"日本三大修験道場"と言われる険しい山をナメないように!
随神門を潜り杉並木を抜け参道を普通に上る2446段の石段詣ならいいけど、山頂に車を置いて三神合祭殿から下って五重塔へ行く際は、帰りに急な石段が控えているので、万が一に備えバスなど駐車場までの帰りのルートも考えてから下ろう!
日本遺産・国宝、そして国の特別天然記念物!
自然と信仰が息づく『生まれかわりの旅』の構成文化財として日本遺産となっている他、五重塔が国宝に、そして羽黒山のスギ並木が国の特別天然記念物に指定されているよ!
出羽三山神社 の 魅力


出羽三山神社 の 見頃・おすすめ時期
1月初詣 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月例大祭(花祭) | 8月 | 9月 | 10月 | 11月新嘗祭 | 12月大祓 松例祭 |
出羽三山神社 の 基本情報
名称 | 出羽三山神社 |
---|---|
読み方 | でわさんざんじんじゃ |
英訳 | Dewa Sanzan Shrine |
郵便番号 | 〒997-0211 |
所在地 | 山形県 鶴岡市 羽黒町手向字手向7 |
駐車場 | あり |
お問合せ | 0235-62-2355 |
公式HP | 出羽三山神社 |
アクセス | 現在地 からの ルート と 所要時間 |
登録・指定 | 日本遺産 国宝 国の重要文化財 国の特別天然記念物 |
選定・表彰 | 日本三大修験道場 日本三大修験山 など |