山形県旅行観光ガイド『文翔館
文翔館 Vol . 19
文翔館
(山形県 山形市)
‐ Yamagata ‐
山形
Presented By 星★聖
文翔館(山形)
国内旅行観光ガイド『名勝・史跡★百景』 > 文翔館 文翔館をご覧になるにあたって
文翔館の評価
文翔館の評価
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■ 文翔館とは?

 1916年6月に建造された かつての山形県の旧県庁舎&県会議事堂で、国の重要文化財。木造建築だった初代県庁舎が大火により焼失したことをうけ、石とレンガによるルネサンス様式の耐火性を重視した建物となった。
 1986年から10年の歳月をかけ修復・復元工事が行われ、現在、山形の歴史や文化を紹介する展示室を設けた山形県郷土館として、一般に無料公開されている。
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おすすめシーズン
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
色あせないルネサンス様式による西洋建築の造形美をご覧あれ!
異国情緒あふれる周囲の門扉や街灯、花壇や噴水にも注目!
ライトアップされた文翔館は、さらに美しいよ!
~ 文翔館 編 ~ 温泉マイスター 星★聖(ほし たかし)
文翔館の見所
旧県庁舎 時計塔 門扉
旧県庁舎 時計塔 門扉
国の重要文化財である旧県庁舎。遠目で見ても、近寄って細部を眺めても、とにかく美しい。 随所に職人技が光る時計塔は、苦労の末、創建当初の姿に復元された。 赤坂迎賓館をイメージさせる門扉。フレーム内のアイアン装飾と門灯が美しい。
旧県会議事堂 旧県会議事堂を彩る庭園 噴水
旧県会議事堂 旧県会議事堂を彩る庭園 噴水
レンガ色が前面に出た旧県会議事堂。実は奥行きの長い建物で、背後にいわゆる固定椅子の議場形式ではなく、議場ホールがドーンとある。 旧県庁舎とはまた違った様式美を見せる旧県会議事堂。噴水や芝生、花壇により、建物が一層惹き立てられている。 山形をイメージした噴水。この噴水もライトアップにより美しさを増す。
文翔館の地図
基本情報
■名称:文翔館
■読み方:ぶんしょうかん
■ホームページ:文翔館
■所在地:山形県山形市旅篭町3-4-51
■問合せ:023-635-5500
観光情報
山形県グルメ情報
星★聖の名勝・史跡探訪記 『文翔館』 編

山形を代表する建築物

出羽の国、現在の山形県の県庁所在地といえば、山形市ですが、その山形市にある、山形県を代表する建築物と言えば、ご存知『文翔館』(ぶんしょうかん)です。

山形市内には、戦国武将、「最上義光」の居城として有名な、日本有数の広さを誇る、「山形城」がありますが、その山形城と並んで、シンボル的な存在となっているのが、この文翔館です。

文翔館は、山形県の「県庁舎」として、長らく使用されてきた建物なのですが、焼失した初代県庁舎に代わり、米沢市出身で、「北海道大学旧札幌農学校図書館読書室」や、「慶應義塾大学図書館旧館」を手がけたことでも知られる、「中條精一郎」(ちゅうじょうせいいちろう) 氏を中心に組織されたメンバーにより、1916年6月に建造されました。

初代県庁舎が、木造建築物だったため、大火により焼失してしまったという経験も踏まえ、この二代目となる文翔館は、煉瓦による、耐火性を重視した造りとなりました。

見るからに頑丈そうなこの文翔館は、それから60年近く現役として活躍しましたが、1975年にその座を明け渡しました。

その後、1984年に、国の重要文化財となった文翔館は、このすばらしい建築物を後世に残すべく、強度補強を中心とした、長期保存に向けての修復・復元工事が行われました。

1995年、実に10年近くの年月をかけ、忠実に修復・復元された文翔館は、創建当時を思わせる姿にまで蘇り、その年より、県の歴史などを伝えるべく、「山形県郷土館」として生まれ変わり、新しいスタートをきることとなりました。

県民の憩いの場として、コンサートなどが開催されたり、生涯学習の場として、各種活動が行われたり、広く開かれた場所となった文翔館は、同時に、一般公開されたことにより、多くの観光客が訪れる場所ともなりました。


様式美あふれる外観にうっとり・・・

この文翔館がすばらしいのは、なんといっても、この建物そのものが放つ、美しさであり輝きです。

この文翔館の持つ美しさは、とにかくピカイチで、もちろん修復されたこともありますが、いくら修復により輝きを取り戻したと言っても、建物そのものの組成がすばらしくなければ、この輝きは生まれません。

本来のデザインがすばらしく、時代が変わっても建物が魅力的なものだからこそ、今の文翔館の輝きがあるのだと思います。

また、周囲の門扉、街灯、さらには芝生に噴水までが、異国情緒をかもし出しており、いっそう文翔館の、様式美あふれる姿を引き立てています。

全国各地、このような洋館は、あちこちに存在していますが、残念ながら、現在の街の風景に埋もれてしまっていたり、逆に、さも“保存しています!”的なカタチで、浮いてしまっているものが多く、まわりの景観と建物が、なかなか調和していない所が多いように感じられます。

そんな中で、この文翔館の、決して広いスペースではありませんが、山形の町並みとうまく調和した姿は、実に見事としかいいようがありません。

建物そのものは言うに及ばず、付随する門扉や噴水、ベンチ、花壇に至るまで、見事なまでの調和を見せ、互いを引き立て合い、美しさを何倍にも膨れ上がらせています。

是非とも生で、この調和の取れた、実に美しい文翔館の姿を、ご覧になってください。 


さらに輝きを増す文翔館


そんな街並みに調和し、ルネサンス様式の美しさが光る文翔館は、夜にはライトアップも行われ、さらに輝きが増しています。

夜のイルミネーションにより、浮かび上がる文翔館の姿は、昼間とは異なり、また違った美しさを放っています。

さらには、山形市内が、イルミネーションで埋め尽くされる、冬のクリスマスシーズンになると、通常のイルミネーションとは異なり、特別にパワーアップされた、「クリスマス・イルミネーション」となり、さらに美しさに磨きがかかります。

ただでさえ美しい、このルネサンス様式の建物、イルミネーションにより、さらにはクリスマス・イルミネーションにより何倍にも美しさを増す文翔館へ、みなさんも、是非一度訪れてみてください。
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