山形県旅行観光ガイド『山居倉庫
山居倉庫 Vol . 68
山居倉庫
(山形県 酒田市)
‐ Yamagata ‐
山形
Presented By 星★聖
山居倉庫(山形 酒田)
国内旅行観光ガイド『名勝・史跡★百景』 > 山居倉庫 山居倉庫をご覧になるにあたって
山居倉庫の評価
山居倉庫の観光格付け評価
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■ 山居倉庫とは?

 1893年に、旧藩主の酒井家によって建てられた12棟の白壁土蔵造りの倉庫で、日本の米どころであった酒田の町の酒田米穀取引所に付属した建物として建設された。二重構造の屋根や湿気防止対策など、米の保管庫として当時の建築技術の粋を集めた造りとなっており、倉庫裏には、日よけ、風よけの目的でケヤキ並木が配された。
 時代の変遷の中、「酒田夢の倶楽」として、酒田の歴史と文化を紹介する「華の館」や、お土産品コーナーなどがある「幸の館」などの観光施設に生まれ変わったが、現在も一部倉庫は農業倉庫として利用されている。
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おすすめシーズン
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
酒田の古き良き時代の歴史と文化を、山居倉庫を通じて感じてみよう!
山居倉庫裏のケヤキ並木を見逃さないように!
ミュージアム華の館は必見! 往時の酒田の町の様子がわかるよ!
~ 山居倉庫 編 ~ 温泉マイスター 星★聖(ほし たかし)
山居倉庫の見所
山居倉庫 米の保管庫 新井田川
山居倉庫 米の保管庫 新井田川
1893年に、旧藩主の酒井家によって建てられた12棟の白壁土蔵造りの倉庫は、日本の米どころ酒田の米穀取引所に付属した建物として建設された。 山居倉庫は、酒田の町の気候に配慮した造りとなっており、二重屋根構造など米の保管庫として当時の建築技術の粋を集めたものとなっている。 新井田川の河口近くにある山居倉庫。今は観光シーズン以外はひっそりとしているが、かつてはこの川をたくさんの米を載せた小鵜飼舟が行き来していた。
船着き場 山居橋 空前の視聴率62.9%の舞台
船着き場 山居橋 空前の視聴率62.9%の舞台
山居倉庫前には、直接川へ降りられる船着き場があり、最上川や新井田川から小鵜飼舟により運ばれてきた米が、ここより荷揚げされた。 かつて米問屋や廻船問屋や建ち並んだ本町とは、山居橋により繋がっており、お米を運ぶ荷車が威勢よくこの橋を行き来していた。 山居倉庫の風景は、NHKの朝の連続テレビ小説「おしん」の舞台として登場し、空前の視聴率である62.9%を叩き出した。おしん役の小林綾子さん人気も爆発的だった。
山居倉庫の地図
基本情報
■名称:山居倉庫
■読み方:さんきょそうこ
■ホームページ:山居倉庫
■所在地:山形県酒田市山居町1-1-20
■問合せ:0234-24-2233(酒田観光物産協会)
観光情報
やまがたへの旅
酒田観光物産協会
山形県エリアガイド
山形県グルメ情報
星★聖の名勝・史跡探訪記 『山居倉庫』 編

西の堺、東の酒田!

山形県の北西部に位置し、庄内地方随一の都市として発展を遂げた町が、酒田です。

庄内平野に位置する酒田は、あの庄内米が有名な、日本有数の米どころとして知られているところです。

今でこそ、酒田の町の名を聞く機会は減ってしまいましたが、お米を中心に、古くから貿易・商業の湊町として栄えた酒田の町の名は、全国に知れわたっています。

出羽の国の中心地であった酒田の町は、酒田三十六人衆と呼ばれる町人衆による自治開発で、町が形成されていきました。

江戸時代には、西廻り航路の拠点として、多くの廻船問屋米問屋が軒を連ね、商業の町として、あの大阪の堺と並び賞され、「西の堺、東の酒田」と言われるほど、活気に満ち溢れた町となりました。


本間さまには及びはせぬが・・・

そんな酒田の町には、かつて日本中にその名が知れわたった名家がありました。

戦後の農地改革まで、日本一の地主として知られ、「本間さまには及びはせぬが、せめてなりたや殿様に」とまで詠われた「本間家」も、ここ酒田の豪商でした。

殿様が目もくれぬ存在とまで形容された本間家の財力は、想像がつかぬほど凄いものだったのでしょう。

また、井原西鶴の「日本永代蔵」にも登場している、当時の代表的な廻船問屋であった「鐙屋」(あぶみや)も、ここ酒田の大問屋でした。

本間家や鐙屋の、当時の栄華を極めた生活ぶりは、現在史跡として保存されており、「本間家旧本邸」「旧鐙屋」により、知ることができます。

そんな酒田のシンボルとして、かつての湊町酒田の姿を色濃く今に伝えているのが、『山居倉庫』(さんきょさそうこ)です。


空前の視聴率62.9%の舞台、山居倉庫

山居倉庫は、酒田の港へと流れる新井田川の河口付近に建ち並ぶ倉庫群で、明治時代1893年に、旧藩主であった酒井家によって建てられました。

当時、日本の米どころを担っていた酒田の町の、「酒田米穀取引所」に付属した建物として建設されました。

山居倉庫前の船着き場には、最上川や新井田川から、小鵜飼舟により、続々と米が運ばれ、山居倉庫に続く「山居橋」には、お米を運ぶ荷車が威勢よく行き来していました。

整然と並ぶ12棟白壁土蔵造りの倉庫は、酒田の町の気候に配慮したつくりとなっており、米の保管庫としての役割を考え、その構造も当時の建築技術の粋を集めたものでした。

空気層を持たせ屋根裏の換気を考慮した二重屋根構造や、湿気対策の施された内部構造などにより、米の貯蔵に最適な環境をつくりあげていました。

また、西日による保管温度の上昇や、強風から倉庫を守るべく、山居倉庫背後には、「ケヤキ並木」が配置されました。

このケヤキ並木は、今では時代を超え、その景観の美しさから、この山居倉庫になくてはならないシンボル的な存在にまでなっています。

そんな山居倉庫の風景は、NHKの朝の「連続テレビ小説」史上、空前の視聴率である62.9%を叩き出し、当時知らない人はいないくらい一大ブームを巻き起こした、1983年放送の、橋田壽賀子作の「おしん」の舞台としても登場しました。

最上川上流の小さな村の小作の娘おしんが、貧困生活の中から苦労しながら自立していくという、涙なくして語れないお話でしたが、この時、おしんが奉公に出されたのが、酒田の米問屋でした。

日本全国、当時のおしんブームは凄まじく、ここ酒田の町もおしん効果で賑わいましたが、おしん役だった小林綾子さんの人気は、もの凄いものでした。

新たな観光スポット! 「酒田 夢の倶楽」

そんな山居倉庫は、一部を、JA全農の農業倉庫として現役利用する中、1985年、山居倉庫12棟の内1棟を、「庄内米歴史資料館」として、稲作の歴史や酒田における流通の過程などを、パネルや模型で紹介する施設として、その姿を変えました。

そして、2004年4月には、新たな観光拠点として活用すべく、酒田市が倉庫2棟を取得し、「酒田 夢の倶楽」(さかたゆめのくら)としてオープンさせました。

酒田夢の倶楽は、ミュージアム施設である「華の館」と、物産・食事処である「幸の館」の2棟からなっています。

華の館では、江戸に始まり明治、大正、昭和と栄えてきた湊町酒田の歴史と文化の紹介や、倉庫の改装にも一役かった酒田ゆかりの人形作家、辻村寿三郎氏作の人形の展示などがされています。

一方、幸の館は、酒田の農作物、海産物などの名産品や、酒田の郷土料理が楽しめる、食彩旬味「芳香亭」などがあります。

華の館、幸の館、どちらの施設も、新しい山居倉庫の顔として、また酒田の新たな観光スポットとして、多くの観光客で賑わっています。

山居倉庫は、整然と建ち並ぶ倉庫群や石畳の船着き場など、それだけでも今では珍しい光景であり、一度は見て頂きたい場所となっていますが、酒田夢の倶楽の登場により、さらに魅力あふれるところとなったのではないでしょうか。

コシヒカリ」に「ひとめぼれ」と、お米は食べても、新潟から秋田にかけての日本海側は、なかなか旅行される方は少ないかと思いますが、往時の湊町酒田を今に伝える、この山居倉庫に、一度出かけてみませんか。
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