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歴史ある町、下関
山口県は下関、この 『下関の町並み』は、歴史的な建造物と最新の施設の融合、洋風でモダンな建物と和風の伝統的な建物の並存がうまく行われている・・・そんな印象の町並みです。
下関の町は、町全体がデザインされているという感じをいだかせる、とてもきれいな景観となっています。
下関は、歴史上、たびたび重要な役割を果たしてきた町でもあり、町のあちこちに、その面影が色濃く残っています。
古くは「壇ノ浦の合戦」や、「巌流島の決闘」の舞台となり、開国論争時には長州藩による「下関事件」、「日清戦争」の際には終焉の場となるなど、歴史の教科書には、幾度となくこの地が登場します。
そんな歴史的な建造物や史跡が、町のいたるところで見られるのも、この下関の町並みの魅力のひとつです。
レトロな佇まいを見せる下関!
そんな下関の国道を走っていると、ひときわ目立つ建物が見えてきます。
ゆるやかに曲線を描く道の脇に、日の丸と英国国旗をかかげ佇ずんでいる・・・、赤レンガが印象的で、とても見栄えのするこの建物こそ、国の重要文化財にも指定されている、「旧下関英国領事館」です。
何気に流してしまいがちですが、イギリスという一国の領事館が、ここに建っていたということが、この下関が、西日本地区において、どれほど重要な町であったのか・・・ということを、如実に物語っています。
この旧英国領事館の外観は、「北海道庁旧本庁舎」を思わせる、赤レンガがとても印象的な見事な建物で、下関の町を彩っています。
そこからしばらく歩くと、今度は隣り合わせで、2つの趣の異なる洋館が見えてきます。
その1つが、1900年に建てられたという、国内最古の現役郵便局である、「下関南部町郵便局」です。
この国内最古の郵便局では、結婚式も行われたことがあるというユニークな郵便局で、シンプルでありながら品のある造りが特徴的です。
その向いにあるもう1つの建物が、「下関観光情報センター」で、搭状のアーチが印象的で、コーナー部の曲面処理など、西洋建築独特の味わいをかもし出した建物です。
こちらもユニークさでは負けておらず、建物を見上げた先には、木が生い茂っており、建物から突き出た木々の緑が、またこの建物を強く印象付けているのですが、実は、屋上に日本庭園があるという、外観からは想像できない和洋折衷の匂いがする建物となっています。
2つの建物とも、ベージュ系のソフトな色合いを基調とした建物で、さりげなくレトロな雰囲気をかもしだしながら、下関の町に彩を添えています。
そんな2つの洋館があるかと思いえば、程近いところには、日清戦争に終焉を告げた歴史的な場所である、割烹旅館「春帆楼」(しゅんぱんろう)に隣接して建つ、「日清講和記念館」のような、外観こそ和様式っぽいのですが、和とも洋とも言えない建物もあります。
この日清講和記念館内部は、戦争に終わりを告げた下関条約締結の場だった当時の「春帆楼」の、その当時の部屋のつくりがそのままの形で残されています。
イスやテーブルをはじめ、グラスに筆記具、掛け軸などの調度品の数々が、いかにも文明開化後の「これぞ明治!」という色合いを色濃く残しています。
また、日清講和記念館の近くには、条約締結に立ち会った、「伊藤博文」と「陸奥宗光」(むつむねみつ)の銅像が建っています。
この陸奥宗光は、個人的には、高校時代に、日本史のテストで漢字が書けなかった思い出がありますが、それは別の話ですね。
そして、大河ドラマ「義経」でも紹介された、「赤間神宮」も、この同じ通り沿いにあります。
この赤間神社は、龍宮造りという、おとぎ話に出てきそうな感じの造りが特徴的で、朝日が気持ちの良い場所でもあります。
この下関の町は、とにかくいろんな時代のいろんなデザインの建築物が残っており、建築に興味のある人間には飽き足らない町となっています。
下関の町がたどってきた歴史を紐解きながら、ひとつひとつ巡ってみてください。
近代建築もまた美しい!
そんな歴史ある下関の町は、近代建築物が美しい町としての顔も、同時に持ちあわせています。
鯨をイメージさせる、近代的で斬新なデザインの「海響館」や、釧路の「フィッシャーマンズワーフMOO」を髣髴させる、「カモンワーフ」などがあります。
そしてひときわ目をひくのが、なんと言っても、かつて西日本一の展望室の高さを誇っていた、下関のシンボル「海峡ゆめタワー」です。
いずれも、この下関の町にあって、その置かれたロケーションにあった、実にすばらしいデザインの建造物となっています。
海響館は、のびやかな曲線が美しく、鯨の尾っぽをイメージしたというそのデザイン処理が心にくいかぎりです。
カモンワーフは、波止場のイメージをそのままに、白のラインがとても印象的な建築物です。
両方の建物とも、潮風を感じる建物であり、海の町としての下関のイメージを、表現しています。
そして、海峡ゆめタワーは、 下関のシンボルとして、昼も夜も輝きを放っています。
数々の時代を生き抜いてきた建物には、それだけの重みと歴史的魅力があり、同時に、その時代を映し出し、現代へ伝えるべくメッセージを発しています。
様々な時代の、様々な様式の建物が混在する町、下関、建物ウォッチが好きな方も、そうで無い方も、是非この下関の町並みを楽しんでみてください!
| ■ 下関の町並み 〜 星★聖 の ひとこと 〜 |
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下関の町を彩る、様々な時代の様々な建築物の美しさを是非堪能してみてください! |
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