北海道旅行観光ガイド『ノシャップ岬
ノシャップ岬 Vol . 76
ノシャップ岬
(北海道 稚内市)
‐ Hokkaido ‐
北海道
Presented By 星★聖
ノシャップ岬(北海道 稚内)
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ノシャップ岬の評価
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■ ノシャップ岬とは?

 日本のてっぺんとか日本の果てなどと言われる北海道稚内市の、宗谷海峡を望む突き出た半島の西北端にある岬で、先端にある恵山泊漁港公園が夕陽の名所として知られるところ。
 日本の灯台50選にも選ばれている稚内灯台や、稚内市立ノシャップ寒流水族館、稚内青少年科学館などがあり、宗谷岬と並び稚内観光の名所となっている。
ノシャップ岬のPR
おすすめシーズン
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
やはり暖かい夏の夕陽が一番!
晴れた日でないと、利尻富士も夕陽も見えず、魅力ゼロになっちゃうよ!
自分が動いて、イルカが夕陽にキスする写真を撮ってみよう!
日没ですぐに帰らず、暗くなるまで余韻を楽しみたいところ!
~ ノシャップ岬 編 ~ 温泉マイスター 星★聖(ほし たかし)
ノシャップ岬の見所
ノシャップ岬 恵山泊漁港公園 野寒布岬 利尻富士
ノシャップ岬 恵山泊漁港公園 野寒布岬 利尻富士
日本のてっぺんである稚内の、宗谷海峡を望む突き出た半島の西北端にある岬がノシャップ岬。その先端に、この恵山泊漁港公園がある。 ノシャップ岬は、よく根室のノサップ岬と発音が似ているので間違われるが、漢字では野寒布岬と書く。ちなみに根室の方は納沙布岬。 ノシャップ岬が美しいのは夕陽だけではない。利尻水道越しに見る利尻富士こと利尻山の光景が素晴らしい。利尻島、礼文島が眺められるのも楽しみのひとつ。
稚内分屯基地のレーダー イルカが夕陽にキス 日の入り時刻
稚内分屯基地のレーダー イルカが夕陽にキス 日の入り時刻
振り向けば高台に自衛隊の稚内分屯基地のレーダーが見える。ここには海上自衛隊の稚内基地、航空自衛隊の稚内分屯基地、陸上自衛隊の稚内分屯地がある。 日没前に見ておきたいのが、イルカが夕陽にキスする瞬間。瞬間と言っても自分が動けばある程度の時間見られるので、是非記念に撮影を! ノシャップ岬には、ご親切にも、毎日変わる日の入り時刻を掲示してある。刻々と変化して行く光景と、カウントだんされこの時刻に近付いて行く時の興奮がたまらない。
余韻を楽しみたい 日本の果て 稚内灯台
余韻を楽しみたい 日本の果て 稚内灯台
日が沈んでも暗くなるまで余韻を楽しみたいところ。フェンスに寄りかかり、宗谷海峡を見つめていると誰でも不思議と哀愁が漂ってくる。 ここに立ち宗谷海峡を行き交う船などを眺めながらボーっと夕陽を待っていると、日本の果てとはよく言ったもんだ…という気になってくる。 白黒のボーダーのツートーンカラーの灯台は見るが、北海道ではこの紅白の火力発電所の煙突のような燈台が意外に多い。日本の灯台50選に選ばれている。
ノシャップ岬の地図
基本情報
■名称:ノシャップ岬
■読み方:のしゃっぷみさき
■ホームページ:
■所在地:北海道稚内市ノシャップ2-5
■問合せ:0162-24-1216(稚内観光協会)
観光情報
北海道ぐるり旅(北海道公式観光情報)
稚内観光協会
北海道エリアガイド
北海道グルメ情報
星★聖の名勝・史跡探訪記 『ノシャップ岬』 編

ノシャップ岬(野寒布岬)と、ノサップ岬(納沙布岬)

北の大地北海道の、さらに北の端に位置する「稚内」。

日本のてっぺん」「日本の果て」などと、よく形容されるその稚内の町にあって、宗谷海峡を望む、突き出た半島の西北端にある岬が、この 『ノシャップ岬』です。

稚内で岬と言えば、北緯45度31分22秒の日本最北端の岬である、「宗谷岬」が有名ですが、このノシャップ岬は、宗谷湾を挟んで、その宗谷岬と並ぶようにあります。

どこかで聞いた名前だな?・・・と、思う方も多いかと思いますが、このノシャップ岬は、同じ北海道の、根室にある「納沙布岬」と発音が似ているため、良く間違われる方がいらっしゃいます。

ノシャップ岬は、漢字では「野寒布岬」と書き、発音も「ノシャップ」であるのに対して、根室の方は、「納沙布岬」で、「ノサップ」となり、区別されています。

とはいえ、ノシャップもノサップも語源は同じで、アイヌ語で、「岬がアゴのように突き出たところ」、「波のくだける場所」という意味からきていると言われています。

そういう私も、稚内を訪れるまでは、ノシャップ岬を見つけて、あぁここにあったんだ・・・と、勘違いしていたしだいです。

ちなみに、稚内は、アイヌ語では、「冷たい水の流れる沢」という意味だそうです。


利尻富士の美しさに感動!

日本最北端でもないこのノシャップ岬が、観光スポットとして注目されだしたのには、訳があります。

ノシャップ岬の先端の程近くに、「恵山泊漁港公園」(えさんどまりぎょこうこうえん)という、ひとつの公園があります。

この公園こそが、ノシャップ岬を有名にした公園なのですが、ここから見る「利尻・礼文島」の眺めと、日本海に沈みゆく「夕陽」が、言葉では言い表せないくらいすばらしいのです。

このノシャップ岬、恵山泊漁港公園から見る日本海に浮かぶ、秀峰「利尻富士」の眺めは、とにかくすばらしいものです。

裾野を広くひろげた利尻富士の姿は、山の形だけを見れば、本家本元の「富士山」よりも、裾野がなだらかに感じられ、海に浮かんでいることにより、その姿を遮るものがなくはっきりと見てとれることから、とにかく均整のとれた山の形が、美しいと同時にとても印象的に感じられます。

また、その横には、花の浮島「礼文島」の眺めが広がっており、時には、うっすらと遠く「サハリン」(樺太)まで見渡すことができます。

今でこそ「タタール海峡」と呼ばれていますが、かつて「世界地図に載る日本人」として、その名が知られた「間宮林蔵」も、このような光景を目にしながら樺太探検に向かい、あの「間宮海峡」を発見したのではないでしょうか。


全国屈指の夕陽スポット!

そして、もう1つの理由が、この恵山泊漁港公園から見る「夕陽」のすばらしさです。

全国各地で、いろんな夕陽を見てきましたが、個人的には、夕陽そのものの美しさというよりは、情景の美しさという点において、このノシャップ岬の夕陽は、ピカイチ!に思えます。

おそらく3本指に入っているのではないでしょうか。

海に浮かぶ、利尻富士や礼文島の美しさにくわえ、それをバックに、沈んでいくという、なんとも贅沢なこの夕陽の光景は、お互いの美しさが何倍にも膨れ上がり、思わず言葉を失います。

夕焼けに浮かび上がる利尻富士も美しければ、北の大地北海道の澄み切った空を染める夕焼けもまた美しい限りで、とにかくすばらしい眺めが、眼前に広がっていきます。


イルカがキスする瞬間!

そんな恵山泊漁港公園から見る夕陽には、さらなる演出が待っています。

その主人公が、公園中央にある、夕陽の時刻を知らせる「時計とイルカのモニュメント」です。

正式名称が?なのですが、この時計とイルカのモニュメントそのものも、この恵山泊漁港公園のシンボルとして、デザイン性に優れており、とても印象的なモニュメントとなっているのですが、最大の見せ場は、イルカが夕陽にキスする瞬間です。

近くにある、日の入り時刻を知らせる掲示板と、イルカの時計を見つめながら、その時を待っていると、やがてイルカの口元に、夕陽が舞い降りてきて、ドラマチックな瞬間が訪れます。

イルカがキスする夕陽をバックに、このモニュメントの前でパチリ!と記念写真を撮ってみるのも、いいかもしれません。

日の入り時刻は、日々変わっていきますので、事前に日没時刻をチェックしてからお出かけください。

個人的には、日本海の荒波に、ゆっくりと沈んでいく夕陽をじっと待っているのも、嫌いではありませんが。

実はノッポな稚内灯台

そんな利尻富士に、夕陽が美しいノシャップ岬には、知る人ぞ知るもう1つ有名なものがあります。

それが、「日本の灯台50選」にも選ばれている、この「稚内灯台」です。

赤白ツートンで、一見火力発電所の煙突のようにも見える稚内灯台ですが、実は北海道ではこの紅白灯台が意外に多く、さらにこと稚内灯台は、北海道一の高さを誇り、全国でも島根県の出雲大社近くにある、「日御碕灯台」(ひのみさきとうだい)に次ぐ、全国2位の高さを誇る灯台となっています。

なぜこの場所に、こんな高い灯台が・・・と思いきや、実はちゃんと訳がありました。

この稚内灯台、明治時代1900年に、もともとは、この場所ではなく、ここから900mほど南に行った丘の上の、現在の「稚内分屯基地」あたりに、建てられていました。

当時の灯台は、今では考えられない灯台守夫婦の感動の物語であった佐田啓二高峰秀子主演による、映画「喜びも悲しみも幾年月」にも登場したものでしたが、米軍基地の施設拡張に際して、1966年に移設されることとなり、現在の海際へと移されました。

その際に、海から見える灯火位置の高さを同等にすべく考慮して、丘から下った分、灯台の高さを高くすることでそれを補い、現在の2代目の灯台へとバトンタッチされたということです。

その結果、高さ42.7mという、全国2位の、ノッポな灯台が誕生することとなりました。

決して美しい灯台という訳ではありませんが、このノシャップ岬にあっては、存在感充分な灯台です。

この他、この稚内灯台脇には、1968年に、「北海道開道100年」、「稚内開基90周年」を記念して造られた、日本で100番目の水族館である「ノシャップ寒流水族館」があり、アザラシやペンギンなどが見られます。

さすがに最近の、巨大なガラス張りの水族館からすれば、見劣りするこのノシャップ寒流水族館ですが、360度見渡せる、水量90トンの大回遊水槽では、120種類にも及ぶ、北方系の魚達を眺めることができます。

お子様連れの方には、嬉しい施設ではないでしょうか。


忘れられないサンセットロード

このノシャップ岬、その存在さえ知らない方も多いかと思いますが、わたし自身、今まで旅行した中では、とても印象深い場所のひとつとなっています。

ノシャップ岬からの夕陽は言うに及ばす、「日本海オロロンライン」の一部として、「利尻礼文サロベツ国立公園」にも含まれるこの場所から続く、稚内西海岸のサンセットロードは、とても美しいドライブコースとなっています。

潮風を切って走っていく道沿いには、ハマナスなどの海浜植物が咲き乱れ、視線の先には、利尻富士がそびえています。

この利尻富士を背景にした夕陽の眺めは、ノシャップ岬から8kmほど南下した所にある、「夕日が丘パーキング」(坂ノ下)や、さらに南下した「こうほねの家」からの眺めが素晴らしいとされており、ノシャップ岬とともに、最も美しく見える夕陽3名所として知られています。

夕陽を追いかけながら、この稚内西海岸を走り抜け、場所を変え角度を変え、夕陽を眺めてみるのも楽しいものですし、じっと一ヶ所で、沈み行く夕陽を見守るのもまた良いのではないでしょうか。

ノシャップ岬、こんな場所が、もしお台場にあったならば・・・、なんて考えると、連日数え切れないほどのカップルでごった返す、超ビッグスポットとして、大変な騒ぎになることでしょう。

しかしながら、この夕陽の価値は、潮風にうたれ、日本海の荒波に耳を傾けながら、そっと静かに沈み行く夕陽を眺められる・・・、そんなノシャップ岬だからこそ、その輝きが増し感動的なひとときを味わあせてくれるのだと思います。

是非とも、北の外れ北海道は稚内のノシャップ岬に、訪れてみてください。
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