新穂高ロープウェイ (岐阜)---国内旅行観光ガイド『名勝・史跡★百景』

岐阜県旅行観光ガイド『新穂高ロープウェイ』

Vol . 252

新穂高ロープウェイ

（岐阜県高山市奥飛騨温泉郷）

‐　Gifu　‐

岐阜

Presented By 星★聖

新穂高ロープウェイ（岐阜奥飛騨温泉郷）

■国内旅行観光ガイド『名勝・史跡★百景』 > 新穂高ロープウェイ

新穂高ロープウェイをご覧になるにあたって

新穂高ロープウェイの評価

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■ 新穂高ロープウェイとは？
岐阜県高山市奥飛騨温泉郷の中部山岳国立公園内にある、穂高岳の千石尾根に設けられた、新穂高温泉と西穂高岳の西穂山荘への登山口とを結ぶロープウェイ。標高1117mの新穂高温泉駅と標高1305mの鍋平高原駅を結ぶ、全長573m・高低差188mの第1ロープウェイと、それに続く標高1308mのしらかば平駅と標高2156mの西穂高口駅とを結ぶ、全長2598m・高低差845mの2階建の第2ロープウェイからなる。山頂には、槍ヶ岳や西穂高岳などの北アルプスの360度パノラマ眺望が楽しめる「展望台」や、登山口へと続く「千石園地」などがある。中間点には「新穂高ビジターセンター山楽館」がある他、高山植物の観察が楽しめるハイキングコースが設けられた「鍋平高原」が広がっている。冬期には、スノーシューによる散策もできる。

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おすすめシーズン
1月	2月	3月	4月	5月	6月	7月	8月	9月	10月	11月	12月
鍋平高原駐車場の冬期閉鎖に注意！								紅葉

第2ロープウェイは、日本で最初の2階建ゴンドラのロープウェイだよ！雪の大谷には及ばないけど、冬に千石園地に雪の回廊が登場するよ！しらかば平駅にある「アルプスのパン屋さん」はおすすめだよ！
～新穂高ロープウェイ編～

新穂高ロープウェイの見所

第2ロープウェイからの眺め
駐車場が整備された、かつてはゲレンデがあった鍋平高原。そこから全長2,598mと、第1ロープウェイに比べ5倍近く長い第2ロープウェイが山頂へ向け伸びている。距離は長いが時間的にはほとんど変わらず約7分で着く。それにしても天候さえよければ、いつ来ても感動間違いなしの場所で、特に紅葉シーズンは、北アルプスの山々の眺めにプラスして、色づく山肌が楽しめ最高な所だ。


しらかば平駅	鍋平高原	新穂高ビジターセンター「山楽館」
標高1308ｍにある第2ロープウェイの発着駅。ここに焼きたてのパンがたまらなく美味しい「アルプスのパン屋さん」がある。	鍋平高原駅～しらかば平駅周辺は、色とりどりの山野草や高山植物が楽しめる散策路が整備されている。花が咲くシーズンではなくとも気分がよい所だ。	しらかば平駅の前にある資料館。新穂高の自然を代表する樹木や鳥・動物の他、山菜や薬草・岩石などの展示が行われている。


西穂高口駅にある展望台
標高2156mにある第2ロープウェイの西穂高口駅にある展望台。槍ヶ岳や西穂高岳などの北アルプスの眺望が大パノラマで楽しめる。ここが新穂高ロープウェイ最大の見所だ。登山に興味が無い人間でもこの場に立つと、「あれが焼岳で奥が乗鞍、あっちが槍で大喰岳で中岳、であれが・・・」と、みな指を差しながら北アルプスの山々を確認している。ただし悪天候だと、真っ白けで何も見えないわけで、わざわざお金と時間をかけて訪れた分、落胆させられる度合いも大きい場所だ。


千石園地	石仏	迫りくる北アルプスの山々
西穂高口駅前に開ける千石園地。ここを抜け進んでいくと、西穂高岳の西穂山荘への登山口へとたどり着く。ダケカンバなどの落葉高木が見られる。	山を訪れると、必ずと言っていいほど石仏と出逢う。大きさもそのお姿も表情も様々だが、何であれ思わず手を合わさずにはいられなくなる。	晴れた日なら肉眼で尾根にある山荘までハッキリと確認できるほど、北アルプスの山々が迫って見える。実に迫力のある眺めであり、これが新穂高の醍醐味だ。


紅葉で華やぐ眺め	2階建ゴンドラ	全長2598mの第2ロープウェイ
千石園地内には、紅葉で色づく木々もあり、北アルプスの山々を前に、鮮やかな色合いを見せる。秋の新穂高ならではの眺めだ。	学生時代に訪れた時は、まだ普通のゴンドラだったが、その後日本で初めて2階建ゴンドラのロープウェイとなり、知らずに訪れた時には驚いたものだ。	展示されていたかつてのゴンドラを見るとその差は歴然。全長2598mをよくこのゴンドラで・・・と、今見るとそう思えるほどの違いだ。