北海道開拓の村（ほっかいどうかいたくのむら）とは？

北海道札幌市厚別区厚別町の 野幌森林公園 内にある、開道百年記念事業として1983年4月16日にオープンした、財団法人北海道開拓の村が運営する 野外博物館。2006年10月29日に『ヘリテージング100選』に選定。

1882年に開拓使が廃止され長かった開拓の時代が終わりを告げ、北海道全体として近代行政機関へと移行していったが、その北海道の開拓の歴史をリアルに身近に学ぶことができる施設。

東京ドーム約11.6個分、東京ディズニーランドよりも少し広い面積となる542,000㎡の村内は ①市街地群 ②漁村群 ③農村群 ④山村群 の4つのエリアに分かれており、そこに2013年に 国の重要文化財 に指定されている「旧開拓使工業局庁舎」や「旧札幌停車場」「旧開拓使札幌本庁舎」「旧浦河支庁庁舎」「旧青山家漁家住宅」「旧札幌農学校寄宿舎」など、数十棟の歴史的建造物が移築･復元され、開拓時代の町並みが再現されている。

また馬が線路の上を走る車両を引く「馬車鉄道」や、冬季には「馬そり」も運行される。