長野県旅行観光ガイド『善光寺
善光寺 Vol . 214
善光寺
(長野県 長野市)
‐ Nagano ‐
長野
Presented By 星★聖
善光寺(長野 信州)
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善光寺の評価
善光寺の評価
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■ 善光寺とは?

  長野県長野市元善町にある、「善光寺前立本尊御開帳」で知られる、山号を「定額山」と称する単立寺院。西国三十三箇所・坂東三十三箇所・秩父三十四箇所を合わせた日本百観音の番外札所。大勧進貫主が住職を務める天台宗の「大勧進」と、代々公家出身の大本願上人が住職を務める尼寺で浄土宗の「大本願」を中心に運営される寺で、善光寺の住職は両名が務める。
 推古天皇の命を受け、寺名の由来である本田善光卿が、飯田市の元善光寺に創建。642年に現在の地に遷座。552年に百済の聖明王から献呈され、654年以来住職ですら目にすることができない秘仏の御本尊である一光三尊阿弥陀如来像が、厨子に入れられ本堂「瑠璃壇」に安置されている。その東側には、本田善光卿を中心に、右手に妻の弥生御前を、左に息子の善佐卿の像がある。
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おすすめシーズン
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
丑年と未年の6年に1度の御開帳時がおすすめ!

丑年と未年の6年に1度、御本尊の身代わりの前立本尊が開帳されるよ!
瑠璃壇直下にある「極楽浄土への錠前」に触れる戒壇巡りを体験しよう!
早起きしてお朝事に参列して、善光寺住職よりお数珠を頂戴しよう!
~ 善光寺 編 ~ 温泉マイスター 星★聖(ほし たかし)
善光寺の見所
参道の石畳 仁王門 経蔵
参道の石畳 仁王門 経蔵
山門までの長さ397mの石畳は、1714年に江戸中橋の大竹屋平兵衛が寄進し、腰村の太郎左衛門が施工した。郷路山の安山岩で6479枚ある。 伏見宮貞愛親王の筆による金字の扁額が掲げられた、高さ13.6mの欅造りの門は1752年の建立。1847年と1891年に焼失。現在の門は1918年の再建で重文。 宝形造りで独特の意匠の経蔵は、1759年の建立で重文。内部に一切経を収める八角の輪蔵があり、腕木を回すことで読破したことと同じ功徳が得られる。
親鸞聖人像 日本忠霊殿・善光寺史料館 四門四額
親鸞聖人像 日本忠霊殿・善光寺史料館 四門四額
経蔵近くの親鸞聖人像。天台宗・浄土宗運営の善光寺で、浄土真宗の親鸞?と思ったが、立札には善光寺参拝時に松を植えられた、その時のお姿とのこと。 秘仏である御本尊の分身仏が安置された、戦没者約240万柱の英霊を祀る仏式霊廟。1階が、善光寺史料館となっている。 東門を「定額山善光寺」、南門を「南命山無量寿寺」、北門を「北空山雲上寺」、西門を「不捨山浄土寺」と称した、宗派を超えた存在である善光寺。
本堂までの石畳 国宝の本堂 善光寺前立本尊御開帳
本堂までの石畳 国宝の本堂 善光寺前立本尊御開帳
約450mの参道には、俗に7777枚あると言われる石畳が続く。山門~本堂までは、1713年に腰村の西光寺の欣誉単求が寄進し、腰村の児玉宗左衛門が施工した。 644年の創建、1707年に再建。間口約24m・高さ約26mの檜皮葺きの撞木造りで国宝。一つの堂内の西に秘仏の御本尊を、東に御神体である御三卿を祀る。 御開帳時には、御本尊の身代わりとして、同型の前立本尊を本堂に遷し、堂前に立てられた回向柱と五色の紐で結ばれる。これに触れると同じご利益が!
T字型の撞木造り 大勧進 護摩堂 大本願
T字型の撞木造り 大勧進 護摩堂 大本願
本堂に近づくと、T字型と言われる善光寺特有の撞木造りの形状がよくわかる。これを真似た北向観音が現世の、善光寺が来世の御利益をもたらすとされる。 大勧進の一角にある、円珍作と伝わる不動尊と愛染明王・良源の尊像を安置する、厄除不動尊として知られる護摩堂。扁額は、あの東郷平八郎の筆によるもの。 大勧進の貫主とともに善光寺の住職を兼ねる大本願上人は、代々公家出身者が入山しており、毎朝善光寺本堂で行われるお朝事に出仕される。
鐘楼と筆塚 佐藤兄弟の塚 六地蔵
鐘楼と筆塚 佐藤兄弟の塚 六地蔵
1853年に再建された、南無阿弥陀仏の六字にちなみ6柱の鐘楼。梵鐘は1667年と古い。その横に、江戸後期の寺子屋師匠 田川茂三郎により築かた筆塚がある。 源義経の家臣として知られる佐藤兄弟の供養のために、1397年に母である梅唇尼が建てた石造の宝篋印塔。ここにこんなモノが…と意外だった。 1759年に造立された地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天道の六道の世界を表わす六地蔵。戦時中に供出されたが、1954年に再興された。
ぬれ仏(延命地蔵尊) 延命地蔵尊 六字名号碑(徳本碑)
ぬれ仏(延命地蔵尊) 延命地蔵尊 六字名号碑(徳本碑)
六地蔵横にある、1722年造立の延命地蔵尊。恋慕より放火事件を起こした、あの八百屋お七の霊を慰めたものという伝承から、八百屋お七のぬれ仏と言われる。 仲見世通りに建つ、1712年に造立され、1949年に再興された、もうひとつの延命地蔵。かつてこの辺りに、善光寺草創期の本尊壇があったという。 江戸時代中期に、信者に名号を与えながら諸国を行脚し、教化に努めた徳本行者が、善光寺を詣でた際に書かれたもの。
護神塚 駒返り橋 むじな地蔵
護神塚 駒返り橋 むじな地蔵
細かく見ていくと、いろんなモノがある善光寺境内。この護神塚と山王塚もそのひとつで、この石の下には、本堂建築時の大工道具が埋められている。 参道への入口にある石橋で、その由来は1197年に源頼朝が善光寺詣をした際に、馬の蹄が穴に挟まり駒を返したという伝説。橋の横に今も穴が残る。 参道にも面白いモノがたくさんあるが、むじな燈籠の伝説の世界を表現したのがこのむじな地蔵。その原型は、白蓮坊堂内の木像。
善光寺の地図
基本情報
■名称:善光寺
■読み方:ぜんこうじ
■ホームページ:善光寺 大勧進 大本願
■所在地:長野県長野市元善町491
■問合せ:026-234-3591
観光情報
長野県グルメ情報
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