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北海道旅行観光ガイド『オーロラファンタジー』 |
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Vol . 14 |
オーロラファンタジー |
(北海道 斜里郡斜里町) |
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‐ Hokkaido ‐ |
北海道 |
Presented By 星★聖 |
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オーロラファンタジー(北海道 斜里) |
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■国内旅行観光ガイド『名勝・史跡★百景』
> オーロラファンタジー |
オーロラファンタジーをご覧になるにあたって |
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■ オーロラファンタジーとは?
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毎年2月~3月にかけて、北海道の知床にあるウトロ温泉の特設ステージを舞台に、“オホーツクの海に押し寄せる流氷と厳しい寒さを、逆に楽しんでしまおう!”という主旨のもと開催される「知床ファンタジア」のメインイベント。
1958年に、実際に知床の夜空に現れた天然のオーロラの感動を再現すべく、レーザーと音響を駆使して生まれた、光と音の幻想的なショーイベントで、毎年、観光ツアーやこのイベント目当てに多くの観光客が集まる。 |
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おすすめシーズン |
1月 |
2月 |
3月 |
4月 |
5月 |
6月 |
7月 |
8月 |
9月 |
10月 |
11月 |
12月 |
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期間限定イベント |
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想像以上に冷え込むので万全の服装で!特に足元からジワリと・・・
寒くても早めに行って、中央の良い位置をキープしよう!
知床流氷太鼓など、期間中公演日が限定されているものもあるので注意! |
~ オーロラファンタジー 編 ~ |
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基本情報 |
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■名称:オーロラファンタジー |
■読み方:おーろらふぁんたじー |
■ホームページ:知床ファンタジア |
■所在地:北海道斜里郡斜里町ウトロ東108 |
■問合せ:0152-22-2125(実行委員会) |
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星★聖の名勝・史跡探訪記 『オーロラファンタジー』 編 |
極寒のアイスバーン!
北海道東部で秘境といえば?と問われれば、「世界自然遺産」にも登録された、この知床の地を挙げる方が多いのではないでしょうか。知床の名は、「♪知床の岬に~はまなすの咲くころ~」の「知床旅情」の唄でも有名だったため、馴染みのある方も多いかと思いますが、いざ訪れようとすると、その道のりは遠く、北海道には何回か訪れたことがある・・・という方でも、知名度のわりに意外と知床に足を運んだことがある方は少ない場所ともなっています。
わたしは、仕事がらこの知床には、夏にも冬にも訪れたことがありますが、どちらもそれぞれ異なる感動が待ち受けているというか、夏と冬で全く異なる方向性の魅力を持ったところに思えます。大自然を満喫できるという点では、どちらの季節も共通しているのですが、知床の素の大自然を満喫できるという点では夏が勝り、冬の知床は、夏には想像できないような意外な一面を満喫できるという感じです。個人的に印象的なのは冬の知床の方で、想い出としても冬の知床の方が鮮明に記憶に残っています。
連日、氷点下10℃以下で吹雪いてる毎日で、視界が悪い上に、アイスバーンで凝り固まったわだちに、夜のクルマの運転は慣れるまで本当に大変なものでしたし、道路上の赤の↓標識(ここまでが道ですよ!っていう標識)だけを頼りに、半ばわだちにすべてを任せて走っているような夜の運転は、感覚的にはボブスレーのような感じで、カチンカチンの氷のレールをすべる感じでクルマを走らせていました。
もちろん地元の方にとってはそれが当り前なわけで、慣れたもんでスイスイ走っていましたが、始めはどうなることか・・・と思いました。これも北陸あたりの雪道とは全く違うもので、この極寒の知床の地ならではの良い想い出となっています。
天然の夜空のスクリーン!
そんな知床の冬の楽しみといえば、なんといっても、「ウトロ温泉」で行われる、「オーロラファンタジー」です。オーロラファンタジーは、国道334号線を海側へ折れたウトロ崎で行われます。ウトロの街の代表的な景色でもある「オロンコ岩」のトンネルを抜けた先にある、ウトロ港を背にした流氷で出来た特設ステージが、このオーロラファンタジーの舞台となります。
昔、知床で見えたというオーロラを再現したというこのショーは、煙を炊いた「天然の夜空のスクリーン」に、レーザー光線でオーロラを描き繰り広げられるという、とても幻想的なショーで、まるで映画の世界に招待されたかのような感動があります。
オーロラファンタジーは、看板に書かれた、「ロマンティックに知床を感動」の言葉どおりの、とにかくすばらしいショーで、経験によるノウハウの蓄積と、レーザー技術の革新もあり、その魅力は年々増していっているように思えます。
一面流氷で覆われたオホーツクの海
オーロラファンタジーが行われる2月~3月の季節の知床といえば、一面「流氷」で覆いつくされたオホーツクの海が開けています。一面流氷!流氷!流氷!と、流氷だけで覆いつくされたオホーツクの海の眺めは、実に圧巻で、冬の道東ならではの眺めと言えます。
オーロラファンタジーが開催される、オロンコ岩の会場の周囲も流氷で覆いつくされており、極寒の地にいることを、改めて感じさせてくれます。流氷に縁が無い、わたしみたいな人間には、この光景は想像を絶するものであり、また時折り聞こえる、氷の衝突音や砕ける音は、何ともいえない地響きとなって足元から全身を震わせながら伝わってきます。
また、水平線まで一面に広がる流氷のその白さにも驚かされます。洗剤のCMのように、想像以上の白さで眩い限りです。そんな流氷に、もっと触れてみたい!という方には、知床ならではのツアーである、「流氷ウォーク」なども行われています。この流氷ウォークは、地元のネイチャーガイドに従って、体全体で流氷体験しちゃおうというもので、ただ眺めるだけじゃもの足りない・・・という方にうってつけの企画となっています。是非ともアクティブに冬の知床を満喫したい方は、参加してみて下さい。
夜空に舞う妖精クリオネ!
そんな冬の知床の代表的なイベントであるオーロラファンタジーの夜空のショーの前には、毎日ではないのですが、地元の青年部員が中心となり発足した「知床流氷太鼓」の演奏が行われ、次なるショーへの期待感を膨らませてくれます。
オーロラファンタジーは、期間中、連日連夜繰り広げられるのですが、この知床流氷太鼓は公演日が限定されているので、事前にホームページ等で確認して、公演日に訪れることをおすすめします。やはりオーロラファンタジーのオープニングはこうでなくては…と個人的には思っているので、是非とも演奏日に訪れてみて下さい。
この勇壮な太鼓で始まるオーロラファンタジーは、大きな2つの岩による残響音が、雪上からビシビシと伝わってきて、知床の夜空いっぱいに響き渡ります。力強い地元のみなさんの太鼓の鼓動が鳴り響く中、メインイベントに向けて、夜空のスクリーンの準備が始まり、やがて太鼓の音色の余韻が残る中、静かにレーザーショーが始まっていきます。
強烈な寒さの中、吹きさらしの階段状の席で立って観るこのショーは、いつしか寒さも忘れるほど、惹きこまれていく、ロマンティックな内容となっています。知床にまつわるストーリー性を持ったショーの展開も、よく考えられたものであり、また、レーザーショーも音響効果もすばらしく、途中のテンポチェンジや何節かに区切った演出もすばらしく、飽きることなくエンディングへと導かれていきます。
そして、最後に氷の妖精「クリオネ」が現れ、夜空に舞い上がっていった瞬間に、見た人にしかわからない不思議な感動が全身を貫きます。
わたしは、たった20分のこのオーロラファンタジーのためだけに、夜、網走のホテルから知床までクルマを走らせ往復しました。アイスバーンをかっ飛ぶ結構心臓に悪い運転だったのですが、そんな代償なんてなんのその・・・という感じで、今でももう一度観たい気持ちでいっぱいです。
そんなオーロラファンタジーは、地元の方々の努力により維持されており、カンパ等いろんな支援の上に成り立っています。2005年からは有料のイベントとなりましたが、これだけの感動を与えてくれるイベントが、今までカンパ金で続けてこられたことの方が、凄いことだったと思います。そして何より、一ヶ月以上、連日連夜繰り広げられるこのイベントには、そんな観覧料でははかれない感動があります。
いつまでも、このすばらしいイベントが続いてくれることを祈ると同時に、ひとりでも多くの方に味わっていただきたい・・・と心底思うしだいです。このオーロラファンタジーに参加して頂いた、「オーロラ感動体験証明書」の一枚一枚が、わたしにとっては大事な宝物となっています。
是非みなさんも、流氷の妖精クリオネに会いに、極寒の知床を訪れてみてください!
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オーロラファンタジー(北海道 斜里) |
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