土肥温泉のおすすめの宿ランキング

土肥温泉

土肥温泉に宿泊するならこの宿！

たたみの宿 湯の花亭

たたみの宿 湯の花亭

小川が流れる一風変わったエントランスで靴を脱ぎ、裸足でそのまま畳敷きの世界に！

あたりに目を向ければ、絵画や壺などの和の設えの中にダルマの姿が見てとれ、温泉街から恋人岬方面へ南下した所に土肥達磨寺があることから、土肥らしいなぁ～などと思いながら畳の上を歩いてゆくと、ただそれだけで段々と心が癒されて行く感じだ。

いくら畳の無い生活をしていても、やはり自分は日本人なんだなぁ～と改めて気づかされる瞬間だ。

『たたみの宿 湯の花亭』は、「たたみの宿」と謳うだけあって、廊下や階段、エレベーターにトイレ・カラオケルームに至るまでほぼ全館畳敷きで、徹底的に畳にこだわった宿だ！

もちろん大浴場や露天風呂も撥水性のあるお風呂用の畳敷きで、湯舟の中まで畳が敷き詰められているので、ほろ酔い気分で湯舟に浸かっても滑る心配は無い。

畳敷きの浴場は、夏場には涼しげに感じ、冬場には床からの冷えを緩和してくれるだけでなく、湯舟と一体化した温かみが感じられ、これなら自宅にもありだなぁ～と一度試してみたくなった。

聞けば全館で4322枚もの畳が使われているそうで、所々に見られる宿のシンボルマークとなっている花菖蒲があしらわれた絵畳がアクセントとなっている。

そして忘れてならないのが、西伊豆と言えば駿河湾に沈む夕日だ。駿河湾を一望できる露天風呂から望む夕日は格別だ。

さらに夕日だけでなく、清水港 ⇔ 土肥港を結ぶ駿河湾フェリーの往来が見られる。日々日没時間が変化するので訪れるタイミングにもよるが、季節によっては夕日を背に近づいて来るフェリーや、夕日に向かって大海原に出航するフェリーの姿が見られる。

ただし夕焼けは楽しめてもお部屋から直接夕日が望めるのは、3月中旬～10月初旬とのことなので、そこは注意したい。

早朝の砂浜散歩では学生時代に戻ったかのように海辺で戯れたりもでき、海水浴シーズンには水着のまま部屋から砂浜へも出かけられ、もちろん夕食も華やかで伊豆の海の幸を全面に出した豪華なメニューで、これぞ西伊豆の旅‼という感じを満喫できるのだが、わたしの趣向をご存知の方は、やっぱり…と思われるだろうが、一にも二にもこの宿の魅力は宿の名にもなっている“畳”であり、これに尽きる。

寺院めぐりで散々畳の空間で時を過ごしていたはずなのに、この空間にいるだけでこれだけ癒されるとは…と、自分自身驚くほど自分が日本人であることを再認識させられるとともに、日本人に生まれてきて良かった…と思える和の宿だ。

土肥温泉の湯宿は、近年リニューアルなどにより競い合うようにレベルが上がっており、このページでご紹介している旅館はどこもおすすめ出来るわけだが、初めての方には『たたみの宿 湯の花亭』で、この感覚、この心持ちを味わってみてほしい！

ひと言付け加えるとしたら、15時よりチェックインできるので、早めのチェックインをおすすめする！

≫『たたみの宿 湯の花亭』の宿泊プランを見る！