湯ヶ島温泉とは?
天城山中の美しい渓流沿いにある 天城七湯 のひとつで、川端康成が『伊豆の踊子』を執筆した「湯本館」をはじめ、梶井基次郎や若山牧水など、古くから多くの文人墨客に愛された老舗旅館が集まる自然豊かな温泉地。
井上靖の代表作『しろばんば』の舞台としても知られ、近くに物語ゆかりの「しろばんばの里」がある他、文学碑や物語の足跡が残されている。
また渓流沿いのかつての共同浴場に通うための道だった「湯道」は、温泉情緒たっぷりの散策路として人気で、6月には「出会い橋」付近にホタルが飛び交い「天城ほたる祭り」も開催される。
湯ヶ島温泉の評価
湯ヶ島温泉の広告
宿選びに迷ったら、大人の時間なら「あせび野」、お料理なら「arcana izu」、湯舟なら「白壁」、建築なら「おちあいろう」、川床なら「たつた」…で!
~ 湯ヶ島温泉 編 ~
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湯ヶ島温泉
湯ヶ島温泉に宿泊するならこの宿!
谷川の湯 あせび野
谷川の湯 あせび野
国道414号から「東京ラスク伊豆ファクトリー」前で風早峠方面へと県道59号に入り、2km程走った狩野川水系でとても美しい渓相を見せる猫越川沿いに建つ山懐の湯宿が、この『あせび野』だ。
猫越川は字面は普通なのだが、いざ読もうとするとなかなか読めない名称で、「ねっこがわ」と読む。
余談ながら、この猫越川と本谷川の2つの川が合流して、一級河川の狩野川となるのだが、2つの川が出会うということから、そこに男橋・女橋からなる「出会い橋」があり、2つの川が落ち合うということから、国の登録有形文化財の「落合樓 / 落合楼」が畔に建つ。
落合樓は、静岡ゆかりの幕臣で、幕末の三舟と言われ江戸無血開城の立役者とされる山岡鉄舟が、逗留中に名付けたそうで、元々は「眠雲樓(みんうんろう)」と言ったらしい。
話を戻すが、そんな渓流沿いに佇む『あせび野』の素晴らしさは、高評価の温泉宿がひしめく湯ヶ島温泉にあって、温泉・料理・客室・おもてなし等々、すべてにおいてハイレベルで調和がとれていて、そこから本物の寛ぎと贅沢な時の流れが生まれていることだ。
「大人の時間」と言ってしまえばそれまでだが、なかなか具現化しにくいこの言葉を、見事なまでに絵に描いた旅館が、この『あせび野』という感じだ。
特に一軒宿としては贅沢にも5本の自家源泉を保有しており、湯量豊富な温泉を100%源泉かけ流しで楽しめるのだから、温泉好きには堪らない。
泉質は、保湿効果が期待できるpH8.3のカルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉と単純温泉の混合泉となっているのだが、もちろんそれだけではない。
『あせび野』が建つこの場所は、猫越川の中でも「世古峡」と言われる特に美しい景観が続くエリアなのだが、そこにまるで世古峡の一部であるかのように、匠に川石を配し自然な川の流れを演出した「世古の湯」と名付けられた、川のような大浴場の野天風呂が造られているのだ。
世古峡の美しい渓流を眺めながらの湯浴みが楽しめるのはもちろんだが、この「世古の湯」自体が美しさを放っていて、河原湯のような感じで渓谷と一体化できる。
部屋風呂や貸切風呂ももちろん素晴らしいのだが、開放感もさることながら、この自然に取り込まれて行く一体感が何とも言えず素晴らしく、目を閉じると瀬音や葉擦れ、鳥のさえずりなどにより、いつしか寛ぎの境地へと誘われて行き、転地効果も極まる感じだ。
この「世古の湯」目的に訪れても良いと言っても過言ではないくらいだが、そこに伊豆の海の幸と天城の山の恵みをふんだんに活かした懐石料理や、木のぬくもりがやさしく魅力的なお部屋とおもてなしなど、すべてが一流で整っているのが、この宿『あせび野』という訳だ。
中伊豆の旅となるとクルマで訪れる方が多いとは思うが、とかく鉄道の旅となると、修善寺温泉や伊豆長岡温泉止まりで考えている方が多いはずだ。
この宿『あせび野』は、伊豆箱根鉄道の修善寺駅と湯ヶ島温泉を結ぶ東海バスの「外野」バス停の目の前に建っているので、距離の割にはアクセスが良い。ちなみに東京駅からJR東海道新幹線 ⇒ 伊豆箱根鉄道 ⇒ 東海バスで、3時間かからずに宿に着く。
もちろん修善寺温泉や伊豆長岡温泉もおすすめだが、クルマが無いからと旅行先候補から外さずに、是非とも一考してみて欲しい。
温泉街でワイワイ楽しむことは出来ないが、ここには伊豆天城の大自然の中だからこそ流れる「大人の時間」が待っている。
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第2位
arcana izu
専用ダイニングで、地元の旬の食材と厳選高級食材を組み合わせたフレンチをゆっくりと味わう。狩野川の渓谷に臨む全客室に露天風呂があり、プライベートな時間を心ゆくまで愉しめる大人の宿。
第3位
白壁
白壁荘として親しまれてきた、天城山麓狩野川の渓谷沿いに建つ、民話をテーマにデザインされた民芸調のお宿。53tの巨石をくりぬいた巨石風呂や、直径2m長さ4mの巨木をくりぬいた巨木風呂は日本一とも言いれ宿名物になっている。
第4位
湯本館
多くの文豪に愛された、川端康成が『伊豆の踊子』を執筆したことで知られる日本秘湯を守る会の湯宿。ドラマやCMにも登場した、今にも狩野川の清流に手が届きそうな野趣あふれる露天風呂が魅力。
泉質 | ||
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単純温泉 | 二酸化炭素泉 | 炭酸水素塩泉 |
塩化物泉 | 硫酸塩泉 | 含鉄泉 |
硫黄泉 | 酸性泉 | 放射能泉 |
♨カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉 ♨ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉 ♨単純温泉 |
泉温 |
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液性【pH】 |
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温泉の効能【適応症】 | ||
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関節リウマチ 変形性関節症 |
腰痛症・神経痛 五十肩 |
打撲・捻挫 |
運動麻痺 | 冷え性 末梢循環障害 |
胃もたれ 腸のガス |
高血圧 | 糖尿病 | 高コレステロール血症 |
喘息・肺気腫 | 痔の痛み | 自律神経失調症 |
睡眠障害 | うつ状態 | 疲労回復 健康増進 |
切り傷 | 皮膚乾燥症 | アトピー性 皮膚炎 |
尋常性乾癬 表皮化膿症 |
慢性湿疹 | 痛風 |
飲泉可能! |
湯ヶ島温泉の地図
湯ヶ島温泉の基本情報
名称 | ♨ 湯ヶ島温泉 |
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読み方 | ゆがしまおんせん |
英訳 | Yugashima Onsen Yugashima Hot Spring |
所在地 | 静岡県 伊豆市湯ケ島 |
アクセス | 🚘 現在地 からの ルート と 所要時間 |
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