堂ヶ島温泉のおすすめの宿ランキング

堂ヶ島温泉

堂ヶ島温泉に宿泊するならこの宿！

堂ヶ島ニュー銀水

堂ヶ島ニュー銀水

静岡県では、御前崎市とともに『日本の夕日百選』に選ばれている西伊豆 堂ヶ島 。

“伊豆の松島”とも称される堂ヶ島は、国の天然記念物に指定されている 天窓洞 や 三四郎島 をはじめ、入り組んだ海岸線と島々が美しい景観を作り出している景勝地で、遊覧船による洞窟めぐりなどが人気となっている。

また国内では数ヶ所でしか見られない、神秘的な現象として知られる 三四郎島のトンボロ現象 で知られる温泉地でもあるのだが、かつては堂ヶ島温泉というと、箱根七湯の1つである堂ヶ島温泉も隠れ家的な湯宿が人気の温泉地だったこともあり、区別するために頭に 箱根 or 西伊豆 を付けていた。

それが2013年に箱根の堂ヶ島温泉が幻の温泉地と化したこともあり、最近では堂ヶ島温泉と言えば西伊豆を指し、箱根の方は 箱根堂ヶ島温泉 と呼ばれることが多くなった。

そんな堂ヶ島温泉にあって、旅行新聞新社主催の『 プロが選ぶ日本のホテル･旅館100選 』において、毎年コンスタントに上位にランクインされているのが、ここ『堂ヶ島ニュー銀水』だ。

ここ数年はやや下落傾向にあるとはいえ、それでも全国あまたあるホテル・旅館の中で、もう何年もTOP30をキープし続けているわけで、これはかなり凄いことである。

ちなみに、観光経済新聞社主催の『 人気温泉旅館ホテル250選 』においても、5つ星の宿として堂々とランクインしている。

そんな『堂ヶ島ニュー銀水』は、常夏気分が味わえる開放感いっぱいのリゾートホテルで、海・空・雲・夕陽、そして景勝地堂ヶ島ならではの海岸線の景観美と、とにかくホテルからの眺望に圧倒される。

中でも40mに渡ってガラス張りとなっている広々としたロビーラウンジから眺めるサンセットは格別で、窓に近づき自ら景色に飛び込んで眺める夕陽も、窓から離れて額縁効果を利用して一枚の写真を眺めるようにして見る夕陽も、とにかく感動的である。

またこの感動はロビーだけのものではなく、オーシャンビューのお部屋からも、堂ヶ島の絶景が楽しめる展望露天風呂からも、そして西伊豆の海の幸が味わえる海一望ダイニングレストランからも、とにかくホテルのあちこちに感動が待ち受けている。

なるほど「海抜59メートル 羽ばたく野鳥の目線にある 絶景リゾートホテル」のコピー通りだな…と、宿の謳い文句に納得するわけである。

そしてここで楽しめるお湯が、いわゆる堂ヶ島温泉とされる、pH8.8の低張性･アルカリ性･高温泉となるカルシウム･ナトリウム－硫酸塩泉だ。

前述したように泉質だけで言えば、pH9.0でメタケイ酸を128.8mg/kgと豊富に含む、美肌の湯として知られる 堂ヶ島温泉ホテル のアルカリ性単純温泉の方に軍配が上がるのだが、こちらのお湯もメタケイ酸こそ41.9mg/kgだが成分総計は2290mg/kgとなっており、これはこれで成分豊富な素晴らしいお湯なわけだ。

泉質以外では、立地による景観の違いとなるわけだが、ここで先程のコピーが効いてくる。

同じ景勝地堂ヶ島の景色でも、湯舟からの目線の違いが景観の違いとなって表れてくるわけで、その点において『堂ヶ島ニュー銀水』の展望露天風呂は爽快だ。

そして季節による日没時間の違いや、宿泊プランによる夕食時間との兼ね合いもあるが、時間が許すのであれば、サンセットの前後で刻々と変化して行く空や海の色を楽しんでほしい。

ただ悩ましいのは、日没は当たり前だが一日に一回しかなく、ロビーラウンジで見るのか、部屋から見るのか、はたまた展望露天風呂から眺めるのか、連泊でない限り一ヶ所でしか楽しめないのが難点だ。

ともあれ和のくつろぎとリゾートホテルの楽しさが調和した『堂ヶ島ニュー銀水』。西伊豆 堂ヶ島の景観美が最も楽しめ、その魅力を一番に感じ取れる宿となっていると、素直に私はそう思うのである。

ちなみに『ゆるキャン△』ファンのために書いておくが、人気アニメ『ゆるキャン△ SEASON2』の中で夕日を眺めた露天風呂のモデルとなっている宿は、「海辺のかくれ湯 清流」なので、参考までにご紹介しておく。

≫『堂ヶ島ニュー銀水』の宿泊プランを見る！