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フグじゃなくてフク
本州の西の端、下関は、訪れてみてビックリの見所満点の地ですが、なんといっても一番に思いつくのが「フグ」、それも「トラフグ」でしょう。
そして下関でフグといえば、「南風泊市場」(はえどまりいちば)と、ここ『唐戸市場』(からといちば)ではないでしょうか。
もともと唐戸市場にあった、フグの卸売部門を、1974年に移転して出来たのが南風泊市場で、今日の下関のフグがあるのも、両市場の発展が石杖になっていると言っても、過言ではありません。
そんな下関では、フグは「フク」といいます。フク=「福」からきているそうで、逆に、フグ=「不遇」ってな話もあります。
また、フグの毒から、当たったら大変!という意味で、「てっぽう」(鉄砲)と呼ぶ方も多くいらっしゃいます。
そんなフクを求めて、わたしも、「壇ノ浦の古戦場」で、朝日を拝んだ後、真っ先にこの唐戸市場へ直行しました。
1000円しないふぐ料理!
早朝というのに、すでに活気づく唐戸市場内では、あちこちで威勢のいいかけ声が飛び交い、買い物を楽しむ観光客で、市場内はあふれかえっていました。
朝一番の新鮮な海産物を買うと同時に、その場でさばかれた新鮮な海の幸を味わったりで、満面の笑みが唐戸市場内のあちこちで、見受けられました。
そんな唐戸市場で、わたしは市場内の2階にある、「食堂よし」を訪れ、トラフグの「から揚げ」をいただきました。
東京でもお金を積めば、それはおいしいふぐが食べられますが、一般庶民には、なかなか手が届かないのが、ふぐ料理です。
この唐戸市場内にある食堂よしは、ごくごく普通の駅の構内にあるようなお店で、市場内とは感じさせない、そんな雰囲気のお店ですが、味は折り紙つきで、ただでさえ美味しいトラフグが、しかも揚げたてで食べることができます。
絶品かと言えば、もちろん有名店で、うん万円払って食べるふぐの味には及ばないかもしれませんが、1000円しないお値段で、本場下関にて早朝に味わえるこのフクのから揚げは、フクを求めていた空腹のお腹には、この上ないご馳走となりました。
いつも思いますが、ここ唐戸市場に限らず、市場で食べる地産の料理は、なぜか食欲も増し、美味しさが倍増します。
是非みなさんも、ここ唐戸市場で、トラフグを味わってみてください!
下関が生んだ演歌歌手
そんな唐戸市場から、一歩外に出てみると、関門海峡に向けて、ひとつの石碑が建っています。
甲子園球児から北島門下生となりブレイクした、ご存知「山本譲二」さんが唄う「関門海峡」の歌の石碑です。
この石碑を眺めていた時には、あまりにも「みちのくひとり旅」のイメージが強くて、残念ながら頭の中に、この歌は流れなかったのですが、後で聴く機会があり、あっ!この曲か・・・と、思ったしだいでした。
みなさんは、いかがでしょうか?
実は、6割が静岡産!
ふぐといえば下関というほど、兄弟市場の南風泊市場には、実に全国の8割のふぐが集まってくると言われています。
ここだけで、日本のふぐ市場を独占しているかのような市場ですが、このトラフグ・・・、実は、わたしの住む「静岡産」がほとんどだということを、みなさんご存知でしたか?
天然のトラフグの6割は、静岡県の浜松沖の「遠州灘」でとれ、地元下関産のふぐは、実に2割程度しかないとのことです。
しかしながら、一旦手を加え加工をすると、その地のブランドふぐになるわけで、加工を下関でするので下関のフクになっている・・・とのことです。
正確には、下関で加工をしたいために、わざわざ持ってきていると言うほうが正しいのかもしれません。
それほどまでに、ふぐにおいては、下関の名はブランド化しています。
みなさんも、ふぐと聞いて、真っ先に思い出す地名は、やはりここ下関なのではないでしょうか。
地元ながら、確かに浜松のふぐというよりは、やっぱり下関のフクなわけで、遠州灘のふぐじゃーやはり、値がつかない気がします。
でも、逆に浜松産のふぐは穴場なわけで、実際遠州灘ふぐを直接扱うお店も増えてきています。
2月9日はふくの日
そんな下関のフクですが、毎年2月9日は「ふくの日」とされており、市内の「恵比寿神社」では、フクの豊漁と航海安全の祈願が行われます。
そして、このふくの日にちなんで、南風泊市場では、毎年2月11日に、「しものせき ふくの日まつり」が行われます。
なんと、味噌仕立てのフク鍋が、タダ!で食べられちゃったりする、太っ腹企画で、おまけに豪華な景品抽選会や、即売会なども行われ、大勢の方で市場は賑わいます。
是非とも、興味のある方は、このタイミングで下関を訪れてみてください。
また、4月29日には、「ふく供養祭」が、9月29日には、「秋のふくまつり」が、11月23日には、「下関さかな祭」と、下関の町のあちこちで、フクに関するお祭りが行われます。
文字通り、フクとともに一年を過ごす下関ですが、そんな中、2004年より、ここ唐戸市場でも、4月後半の日曜日に、「唐戸市場まつり」が行われるようになりました。
ますます、フクが身近になる・・・、そんなうれしいイベント内容となっており、もう何年もふぐなんて食べてないなぁ〜という方は、この時期を逃さないように訪れてみてください。
それにしても、口にするだけで幸せになれるなんて、やはりふぐは「福」ですね。
どうしても今すぐ食べた〜い!という方は、 こちらからお取り寄せしてみてはいかがですか?
| ■ 唐戸市場 〜 星★聖 の ひとこと 〜 |
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絶対はずせないのが「トラフグ」!
とにかく食べてみるべし!
フクを食べれば、きっと「福」が来ますよ。。。 |
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