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壇ノ浦古戦場 Vol . 11 壇ノ浦古戦場(山口県)
      ‐ Yamaguchi ‐
壇ノ浦古戦場 山口
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【壇ノ浦古戦場 関連】
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源平の合戦、終焉の場
 
本州の西の端に位置する山口県は「下関」の、九州を望む地に、源平の合戦終焉の地である、『壇ノ浦古戦場』(だんのうらこせんじょう)があります。
 
壇ノ浦古戦場は、「壇の浦古戦場」とか、「壇之浦古戦場」とも書かれたりしますが、ここでは壇ノ浦と記述したいと思います。
 
昔の壇ノ浦古戦場壇ノ浦古戦場のある下関と聞けば、わたしを含めて、真っ先にあの美味しい「フグ」を連想される方も多いかと思いますが、市内には、フグの集まる場所として有名な、「南風泊市場」(はえどまりいちば)や「唐戸市場」(からどいちば)があります。
 
下関では、このフグは、「フク」と言いますが、そんな話は別の機会にお話しすることとして、この下関の町は、実は歴史上に数多くその名が登場する、史跡の宝庫でもあります。
 
その中のひとつである、この壇ノ浦古戦場は、平安時代の後半、1185年に、歴史の教科書でもお馴染み「壇ノ浦の合戦」が行われた場所であり、幾度と泣く刀を交えた、源氏と平家の最後の決戦の場となった場所となっています。
 
都から再起を誓って落ち延びてきた平家の終焉の地でもあり、また、数々の悲劇が生まれた場所でもありました。
 
この壇ノ浦の合戦は、NHKの大河ドラマで、タッキーが演じた「源義経」率いる源氏の水軍が、瀬戸内海で鍛えられ、海戦に強いとされていた平家軍を、戦術の巧みさと、潮流の変化、平家軍の寝返りなどで、一気に形勢を逆転し、打ち負かした戦いとして知られています。
 
安徳天皇入水碑戦いの終わりでは、敗色濃厚となった平家の一族は、舟より次々と自ら海に身を投じていき、源氏に無様な姿を見せたくないと思う者が多かったといわれていますが、そんな中、祖母である「平時子」とともに、若干8歳の「安徳天皇」も入水(じゅすい)したとされています。
 
平清盛」の手により、わずか2歳で即位させられた安徳天皇のこの悲しい結末は、「耳なし芳一」のお話の中でも登場してきますが、こうして平清盛で絶頂期を迎えた平家の栄華も、ここに幕を閉じました。
 
また、この安徳天皇の入水時に、「三種の神器」のひとつである「八尺瓊勾玉」(やさかにのまがたま)も、海底に沈んだとされていますが、真相の程は、今もわかっていません。
 
ちなみに、三種の神器のうち、残りの「八咫鏡」(やたのかがみ)は伊勢神宮に、「天叢雲剣」(あまのむらくものつるぎ)は、熱田神宮にあるとされています。
 
 
 
西から朝日がのぼる!?
 
わたしがこの壇ノ浦の古戦場を初めて訪れたのは、早朝にフェリーで「門司」(もじ)につき、関門海峡を渡り、壇ノ浦古戦場で朝を迎えた時が最初でした。
 
クルマを止め、軽く寝た後に、寝ぼけまなこで空を見上げた次の瞬間、一気に目が覚めるとともに、何が起こったのか?と、一瞬わけがわからなくなりました。
 
壇ノ浦古戦場からの朝日その時の写真が下の写真です!
これ、夕陽ではありません。朝日なんです。
 
朝なんだから当たり前だよ! と怒られそうですが、わたしは、下関(本州)の朝日が、西側に位置するはず?の福岡(九州)から昇るなんて思ってもみなかったんです。
  
小さい頃から、日本地図を眺めていましたが、自分の中では、九州は本州の西にあると、思い込んでいました。
 
人間の思い込みというものはいいかげんなものですよね・・・
 
地図をよーく見ると、この下関と門司のあたりは位置関係が逆で、九州の福岡の方が、本州の下関よりも東にあり、朝日は九州から上がる・・・ということを、はじめて知りました。地図を見て理解した今でも、まだちょっと不思議な感じはしているのですが。。。
 
そうとは知らずに、壇ノ浦古戦場で、突然の夜明けを迎えたわたしは、その瞬間呆然としていました。一瞬、夕方まで寝ちゃた?などと、疑ったりもしたほどです。
 
もちろん山口近郊の方はご存知でしょうが、わたしのように思っていた方もいるのではないでしょうか? また旅を続けていて、ひとつ勉強になりました。
 
 
 
全面リニューアルされた、壇ノ浦古戦場
 
この壇ノ浦古戦場は、「日本の音風景100選」にも選ばれている、「みもすそ川公園」内にあります。
 
昔の壇ノ浦古戦場の長州砲公園内には、「安徳天皇入水の碑」や、長州藩による英国船砲撃の証の「長州砲」などがあります。
 
そして、2004年に、大河効果に備えてでしょうか?、全面的に公園がリニューアルされました。
 
木々が刈られ、遊歩道が整備され、壇ノ浦の合戦時の伝説にもなっている、平知盛の「碇潜」(いかりかづき)の像と、源義経の「八艘飛び」(はっそうとび)の像が新たに設けられました。
 
そして、長州砲も、以前のポツンと一台だけ置かれていた(写真は以前の姿です)ものが、ドハデにズラリと並び、往時をしのばせる姿となりました。
 
壇ノ浦古戦場からの関門橋わたしは、リニューアル後の、みもすそ川公園の姿は、ニュースでしか目にしていないのですが、きれいに整備された公園は、新たな記念写真スポットとして、人気をよんでいるとのことです。
 
行きかう船の往来と、朝日で浮かび上がる「関門橋」のマッチングによる眺めが美しいこの壇ノ浦古戦場、静かな夜明けの中で、あなたも古の合戦の歴史に、想いはせてみませんか。
 
 
  
 
■ 壇ノ浦古戦場 〜 星★聖 の ひとこと 〜
ちょっと早起きして、壇ノ浦古戦場で、九州から昇る朝日をご覧あれ!
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