北海道旅行観光ガイド『サラブレッド銀座
サラブレッド銀座 Vol . 27
サラブレッド銀座
(北海道 新冠郡新冠町)
‐ Hokkaido ‐
北海道
Presented By 星★聖
サラブレッド銀座(北海道 新冠)
国内旅行観光ガイド『名勝・史跡★百景』 > サラブレッド銀座 サラブレッド銀座をご覧になるにあたって
サラブレッド銀座の評価
サラブレッド銀座の評価
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■ サラブレッド銀座とは?

 北海道の日高地方の新冠町にある、世間を賑わし、テレビや新聞で話題となった栄光の歴史を刻んだかつての名馬たちが、第一線を離れ、その血統を残しつつ静かに過ごしている競走馬のふるさとで、数多くの牧場が点在することからそう呼ばれる。
 国道235号線を折れて、山間部に向かう県道沿いの約8kmの道の周辺には、多くの牧場や競走馬関連の施設が建ち並んでおり、石碑が建つサラブレッド銀座駐車公園の展望台からは、のどかで牧歌的な競走馬のふるさとの姿を一望できる。ちなみにこの県道209号線は、サラブレッド銀座通りと言う。
サラブレッド銀座のPR
おすすめシーズン
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
いつでも競走馬に会えるわけではないので、競走馬のふるさと案内所にて
事前に情報収集を行い、見学の計画を立てよう!
一部の栄光の競走馬は、お墓参りも可能なので、詳しくはHPで確認!
~ サラブレッド銀座 編 ~ 温泉マイスター 星★聖(ほし たかし)
サラブレッド銀座の見所
サラブレッド銀座 駐車公園 牧場見学 栄光の競走馬
サラブレッド銀座 駐車公園 牧場見学 栄光の競走馬
のどかな光景が続く、競走馬のふるさとの眺望スポット。競走馬を目で追いかけているだけで、北海道だな~と感じる。 競走馬のふるさと案内所にて情報収集して、牧場見学をしてみよう。 競馬ファンのみならず、テレビや新聞で話題となった栄光の競走馬にめぐり会える。牧場見学の際には、見学マナーはしっかり守ろう。
サラブレッド銀座の地図
基本情報
■名称:サラブレッド銀座
■読み方:さらぶれっどぎんざ
■関連ホームページ:競走馬のふるさと案内所
■所在地:北海道新冠郡新冠町高江93
■問合せ:0146-47-2421(新冠町商工会)
観光情報
北海道グルメ情報
星★聖の名勝・史跡探訪記 『サラブレッド銀座』 編

サラブレッドのふるさと

競走馬のふるさと!」と言えば、やはり北の大地「北海道」の、「日高地方」を思い起こされる方が多いのではないでしょうか。

わたしは、競馬は学生時代?で止めたもので、もう何年もやっていませんが、いつの時代でも名馬は登場するもので、世間を賑わした馬の名前は、テレビや新聞で見たり聞いたりして、耳に残っています。

そんな名馬たちが、第一線を離れ、その血統を残しつつ静かに過ごしている場所が、日高地方の、中でも「新冠」(にいかっぷ)を中心とした地区です。

新冠と馬とのつながりは、北海道開拓の歴史でもあり、明治時代の1877年に、北海道開拓の先駆者であった、「エドウィン・ダン」が、馬産改良のために、ここ新冠に官営の「新冠牧場」(新冠御料牧場)を開いたのが始まりでした。

それがいつしか、競争馬中心の町となり、さまざまな施設が出来るとともに、数々の伝説が生まれていきました。

そんな新冠と馬の歴史を刻むように生まれたのが、ここ『サラブレッド銀座』です。

サラブレッド銀座は、国道から折れて、山間部に向かう約8kmの道の周辺をいい、多くの牧場や施設が建ち並んでいることから、そう呼ばれるようになりました。

一般の方には、なかなか馴染みのないところかもしれませんが、競馬ファンならご存知の方も多いところで、サラブレッド銀座の響きの中に、思わず想い出の名馬との競馬人生が思い起こされ、涙が出てしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんなサラブレッド銀座には、展望台に石碑が建っており、ここから望む風景や、車を走らせながら流れる景色を追っていると、のどかで牧歌的な匂いが漂うこの地が、サラブレッドのふるさと、サラブレッド銀座と言われることが、よくわかる気がします。


想い出が蘇る競走馬見学!

サラブレッド銀座での楽しみと言えば、何はともあれ想い出の名馬との再会が果たせる、牧場にての「競走馬見学」です。

このサラブレッド銀座以外でも、新冠や静内をはじめとした日高地方では、あちこちで競走馬見学ができます。

競走馬見学は、いつでも行えるわけではありません。
また、余程の競馬ファンで無い限り、今現在、どこにどの馬がいるかは?だと思いますので、まずは「競走馬のふるさと案内所」にて情報収集することをオススメします。

どこの牧場にどの馬がいるのか? 見学の可否、いつ見学できるのか? 日時やルールの確認など、ここで調べることが出来ますので、しっかりと情報入手してみてください。

ただし、旅行の予定を立てる上では、当日確認したのでは遅すぎるので、事前にネットで調べておくことをオススメします。

新冠、静内以外にも、この日高地方には、たくさんの牧場が点在していますので、しっかりと計画を立てて回らないと、一頭もその勇姿が拝めずに一日が過ぎてしまう・・・なんてことにもなりかねません。

想い出の名馬を前に、違う涙を流さないように、しっかりと情報収集を行ってください。

ちなみに、この競走馬のふるさと案内所がある静内には、「二十間道路」という「日本の道100選」「桜の名所100選」にも選ばれているすばらしい道があり、その桜並木は圧巻です。

タイミングが合うようであれば、桜の時期に訪れることをオススメします。


オグリキャップに会いたくて・・・

わたしが最初に、この新冠のサラブレッド銀座を訪れたのは、もう何年も前のことですが、「オグリキャップ」を見たくて、ふらっと行ったのが始まりでした。

17万人にもおよぶ中山競馬場を埋め尽くした観衆が、絶え間ないオグリコールを贈り続けた、伝説のオグリキャップの引退レースであった有馬記念!

力の衰えを指摘され、4番人気にまで落ちぶれた、「武豊」騎手騎乗のオグリキャップが、最後の直線で抜け出し勝利をおさめ、奇跡の復活といわれたあのレースだけは忘れられずに、もう一度そんなオグリの勇姿が見たい!・・・と思ったのが、ここサラブレッド銀座を訪れるキッカケでした。

このオグリキャップの伝説のレースに、勇気付けられた方も多かったのではないでしょうか。わたしもその一人でした。 

当時はオグリキャップのぬいぐるみを、車に乗せてよく走ったものでした。結構、ブームでしたよね、馬のぬいぐるみを飾るのが・・・。


見学マナーは守ってね!

そんな、競走馬見学を行うには、きちんとマナーを守って行うことが必要です。

ここで、競走馬見学の基本的なマナーをご紹介します。

牧場見学マナーの9箇条
  ①見学の可否は、競走馬のふるさと案内所にお問い合わせください。
  ②見学時間は競走馬のふるさと案内所までお問い合わせください。
  ③牧場では牧場関係者の指示に従ってください。
  ④厩舎や放牧地に無断で立ち入らないでください。
  ⑤大きな音や声を出さないでください。
  ⑥危険ですから絶対に馬にさわらないでください。
  ⑦牧場内は禁煙です。
  ⑧カメラのフラッシュはご遠慮ください。
  ⑨食べ物は絶対に与えないで下さい。
といった感じになっています。

過去に、競走馬見学のマナーの悪い方がいた為に、見学が中止になってしまった例がいくつもあり、せっかくの名馬の勇姿が見られなくなってしまったケースもありますので、しっかりルールは守って見学してください。

特にフラッシュ撮影には、気をつけてください。意図しなくても自動発光することもありますので、必ずオフにして撮影してください。

また、牧場見学で注意しなければならないのは、残念なことに、名馬が次々に去っていってしまうこと、そして牧場経営の問題などから、牧場が移転したり、名前が変わってしまったりしていることです。

わたしが見学に行った時にも、名馬達が、他の都道府県に移転していたり、亡くなったりしており、非常に残念に思いました。

かつては、競馬史上最強の名馬と言われ、無敗の三冠馬で7冠達成!後に「トウカイテイオー」を産んだ「シンボリルドルフ」や、残念ながら早くしてこの世を去った、史上5頭目の三冠馬「ナリタブライアン」、それに、「トウショウボーイ」、同じく21世紀を目前に亡くなった2頭の伝説の名馬、「ハイセイコー」「ミスターシービー」なども、この日高地方で一時期を過ごしました。

特に唄でも有名になったハイセイコーは、道の駅「サラブレッドロード新冠」にそんな功績を称えて、馬像が建っています。

またその横には、ナリタブライアンなど新冠が生んだ名馬の功績を称えるための「優駿の碑」が建っています。

馬の一生は残念ながら短いものです。

かつて心を躍らせ、その走りに魅了された名馬の勇姿をもう一度見たい!・・・と思われる方は、迷わず、ここサラブレッド銀座を訪れてみてください。

きっとあなたが会いに来てくれることを、名馬たちも待っていますよ!
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