宮の台展望台とは?
北海道天塩郡豊富町にある、JR宗谷本線の徳満駅(とくみつえき)の東、国道40号線の稚内国道と豊富バイパスの間の小高い丘の上に位置する展望台。
その地名より「徳満展望台」とか「サロベツ展望台」とか言われてきたが、1963年7月14日に、義宮殿下(後の常陸宮正仁親王)がこの地を訪れ、湿原を遠望されたのを契機に「宮の台展望台」となる。
現在の展望台は、1967年に建てられたもので、鉄骨構造で高さは約5mとなる。
展望室からは、東西8km 南北27kmと総面積200k㎡を超える「サロベツ原野」の眺めと、放牧された牛や牧草ロールが転がる北海道らしい酪農風景が望める他、遠く「利尻山」が一望でき、夕暮れ時には幻想的な光景が広がる。