徐福公園とは?
和歌山県新宮市にある、紀元前の中国王朝 秦の時代に始皇帝の命を受け不老不死の霊薬を求め3000人もの従者を連れ渡来した、方術を操った道士である 徐福 ゆかりの公園。薬があるとされた "蓬莱の地" が新宮一帯だったとされ、この地に自生する「天台烏薬」を発見し、その後もここに留まり居を構え、大陸文化や農耕・捕鯨などの技術を伝えたとされる。
江戸時代の1736年に、紀州藩主 徳川頼宣の命により徐福ゆかりの地に高さ1.4mの「徐福の墓」が築かれ、大正時代の1915年には墓の右側に「七塚の碑」が、昭和時代の1940年には左側に「徐福顕彰碑」が建てられた。
その後1994年8月に極彩色の「楼門」が建立され、中国山東省より寄贈された大理石の「由緒板」も建てられ、1997年に公園のシンボルとして高さ1.9mの御影石による「徐福像」と、七重臣が体得した "和・仁・慈・勇・財・調・壮" の7つの徳の文字が刻まれた石柱や北斗七星の石橋が架かる不老長寿の泉となる「不老の池」が整備され、現在のような公園の姿となった。池では7匹の鯉が優雅に泳ぎ、傍らには7本の天台烏薬の木が植わっている。
毎年8月に行われる「熊野徐福万燈祭」では、徐福公園にて徐福供養式典が執り行われ、熊野川河川敷にて新宮花火大会が行われる。
徐福公園 の 広告
異国情緒豊かな極彩色の楼門をご覧あれ!
一瞬ここはどこ!?と思える、中国様式で極彩色が際立つ楼門に載るオレンジ瓦は、台湾から運んできたものだよ!
徐福の墓碑に注目!
緑色片岩に刻まれた徐福の墓の"秦徐福之墓"の碑文は、儒者であった李梅渓の筆によるもので、紀州藩主 徳川頼宣の命により江戸時代に建てられたものだよ!
七重臣の "7" がキーワード!?
徐福の七重臣を祀る七塚の碑は、もともと徐福の墓を囲むように北斗七星の形に7つの円墳が配されていたと伝わるよ! また七重臣にあやかり7つの石柱、7本の天台烏薬、7匹の鯉…と、"7"が続く!
徐福公園 の 魅力
徐福公園 の 見頃・おすすめ時期
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月熊野徐福万燈祭 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
徐福公園 の 基本情報
名称 | 徐福公園 |
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読み方 | じょふくこうえん |
英訳 | Jofuku Park |
郵便番号 | 〒647-0020 |
所在地 | 和歌山県 新宮市 徐福1-4-24 |
駐車場 | あり |
お問合せ | 0735-22-2840(新宮市観光協会) |
アクセス | 現在地 からの ルート と 所要時間 |
登録・指定 | |
選定・表彰 |