御在所 (三重)---国内旅行観光ガイド『名勝・史跡★百景』

三重県旅行観光ガイド『御在所』

Vol . 179

御在所

（三重県三重郡菰野町）

‐　Mie　‐

三重

Presented By 星★聖

御在所（三重湯の山温泉）

■国内旅行観光ガイド『名勝・史跡★百景』 > 御在所

御在所をご覧になるにあたって

御在所の評価

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■ 御在所とは？
三重県三重郡菰野町の鈴鹿山脈の標高1212mの御在所岳を中心にした、紅葉スポットとして知られる観光地。「恋結び折鶴伝説」のある標高400mの麓の湯の山温泉駅より、標高1180mの山上公園駅へ向けて、1959年4月に開通した長さ2161mの「御在所ロープウェイ」が伸びており、山頂にある「御在所スキー場」のリフトにて、気軽に一等三角点のある山頂まで行ける。　ロープウェイからは「屏風岩」や「鷹見岩」「恵比寿岩」が眺められ、山頂からは「大黒岩」、展望台のある「富士見岩」が見られる。この他登山道には「負れ岩」や「地蔵岩」などがあり、「天狗岩」や「ゆるぎ岩」「石門」「きのこ岩」など奇岩が多いところとして知られる。また裏登山道にある「藤内壁」は、ロッククライミングの人気スポットになっている。

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おすすめシーズン
1月	2月	3月	4月	5月	6月	7月	8月	9月	10月	11月	12月
									紅葉

御在所ロープウェイには、一本だけ白い日本一高い61mの鉄塔があるよ！一等三角点から望湖台→長者池→御嶽大権現への散策を楽しもう！叶わぬ恋が実る折鶴伝説にあやかり、葵と佐吉の折鶴ロックもあるよ！
～御在所編～

御在所の見所

御在所ロープウェイ
御在所ロープウェイの魅力は、誰でも気軽に御在所岳へと登れることだけではない。山頂近くの奇岩や屏風岩の眺めが間近で眺められるうえに、紅葉シーズンには、山麓から変わりゆく山肌の美しい眺めが楽しめる。京の社寺のように赤一色に染まるモミジも美しいが、色とりどりの山肌も格別だ。振り返れば市街地の先に海も開け、とにかくスケールの大きい眺めが楽しめるロープウェイだ。混雑時には窓際の場所取りをがんばろう！


山肌の紅葉が美しい	大黒岩と鷹見岩	白い鉄塔
色とりどりに染まる山肌の紅葉が美しい。ロープウェイからの眺めも格別だが、ロープウェイとともに眺める山肌の光景も美しい。	手前が大黒岩で、奥が鷹見岩。まさに奇岩だ！大黒岩は高さ10ｍもあり、上から眺めると左拳のようにも見え力強いモノだ。	通常の鉄塔は緑色だが、この高さ61ｍの日本一の第6鉄塔だけは、わかりやすいように白く塗られている。高いところを走っているのは乗っていて実感できる。


朝陽台から見る御在所岳頂上
御在所ロープウェイで山上公園駅に着くと、すぐ朝陽台広場がある。そこから一等三角点のある御在所岳の頂上が眺められる。御在所岳の頂上まではリフトが伸びており、行きはリフトで、帰りに散策を楽しむのがおすすめ。反対側には、見晴台や富士見岩展望台があり、奇岩の数々や日本一の高さ61mの白い鉄塔などの眺めが楽しめる。東海寺門会の文字と権現信仰から神納なのか？だが、気持ちよさげな石像にも手を合わせよう！


御在所岳頂上へと伸びるリフト
御在所ロープウェイの山上公園駅に着くと、すぐに観光リフト乗り場がある。ロープウェイ駅からいったん下り、カモシカ駅を通過し頂上駅へと向かうことになる。地上からそれほど高い位置を行くわけではないので、高所恐怖症の方でもなんとか行けるのでは・・・と思うが、一人乗りが怖いという方は歩いて行くしかない。とにかく展望台からの眺めも爽快だが、リフトに揺られながら見渡す景色も最高だ。


長者池	御嶽大権現	御嶽大権現から朝陽台を望む
明治末期に、この池の主に霊気を授けられ、万病を治す撫で医者として財をなした矢田甚太郎にちなみ名付けられた池。あやかりたいものだ・・・	紅葉に囲まれ理想郷に建つような感じに見える御嶽大権現。1884年に、行者の覚順が木曽の御嶽神社の分霊を祀ったことに始まる。	とにかく大自然の中を、思いつくまま自由気ままに散策を楽しんでほしい。ただし帰りのロープウェイに乗り遅れないようにね！