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三仏寺投入堂 Vol .4  三仏寺投入堂(鳥取県)
三仏寺
投入堂
‐ Tottori ‐ 鳥取
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【三仏寺投入堂 関連】
七人の役小角 役小角仙道剣
投入れられた?お堂
 
全国各地、神社仏閣には、さまざまな謎が隠されているものが多いものですが、そんな中でも、特筆ものの、未だ科学では解明できない、摩訶不思議なお寺として有名なのが、鳥取県の山あい奥深くにある、『三仏寺』<三佛寺>(さんぶつじ)です。
 
三仏寺投入堂までの景色NHK特集や、旅番組など、その神秘性から、数知れず登場してきたこのお寺にある不思議なお堂は、鳥取県を代表する温泉地である「三朝温泉」から、山あい奥深くに入ったところにあります。
 
三朝温泉から、鳥取市街地へと抜ける山道を進んでいくと、やがて右手に、山陰屈指の古刹、三仏寺が見えてきます。
 
その三仏寺に入り、参道を抜け、三徳山(みとくさん)中に入ったところに、その謎多きお堂である、国宝の『投入堂』(なげいれどう)があります。
 
地味な建物ではありますが、多くの方が、テレビや雑誌で、一度は目にしているのでは?と思われるこの投入堂は、どちらかというと、NHK向き?といった感じの匂いがするお堂で、たしか過去に、「行く年くる年」でも、ここから中継があったような気がしています。
 
この三仏寺投入堂、一見どこにでもありそうな佇まいのお堂なのですが、実はこのお堂にたどり着くには、参道という名の山登りが必要となります。
 
歩くといよりは、よじ登るという場面も多々あるこのお堂への道のりこそ、この三仏寺投入堂が謎多きお堂である理由のひとつでもあります。
 
そして、このお堂を目にした瞬間、この三仏寺投入堂が、謎多きお堂として有名な訳が自ずと明らかになってきます。
 
断崖絶壁の岩窟に、まるではめ込まれたかのように建つこのお堂は、学者や多くの建築家が様々な説を唱えるものの、未だその建造方法は謎とされています。
 
この三仏寺投入堂の建つ岩肌には、足場が組めるような場所はなく、ここにたどりつく悪路続きの道のりを考えると、どのようにして、その資材を運んだのかも?です。
 
その上これが、今から1000年以上遡る大昔の出来事となると、謎は深まるばかりです。
 
そんな中、ある意味最も的をえた答えとなっているのが、三徳山三仏寺に古くから伝わる、「役小角」(えんのおづぬ)が法力(ほうりき)をもって投入れた!という言い伝えです。
 
そして、このことから、この不思議なお堂に、投入堂の名が付いたとされています。
 
 
 
参道という名の登山道
 
この謎多きお堂である、三仏寺投入堂にたどり着くためには、一般の参拝とは異なり、「登山者」としての受付(住所や名前、緊急時の連絡先などを記入)が必要となります。
 
三仏寺 「観音堂」そのことだけでも、この先の道のりがどれ程のものか、ように想像することができるのですが、明らかに様相の異なる雰囲気を感じる門をくぐり抜けると、そこには入口から本道までの平坦な参道とはガラリと姿を変えた登山道となります。
 
三仏寺投入堂への道のりは、標高差こそ500mと、大したことはないのですが、その登山道の途中には、「カズラ坂」、「クサリ坂」と、木の根をつたい、崖をよじ登るという箇所もあり、ちょっと本格的な山登りとなります。
 
両手両足が自由になる服装と、それなりの靴も必要となり、この登山道に臨むには、それ相応の準備と心構えが必要となります。
 
間違っても片手にビデオカメラ、子供の手を取って・・・、なんて余裕は無くなりますので、訪れる際には、事前に充分情報を仕入れてから挑戦してみてください。
 
 
 
微妙な傾斜が・・
 
そんな投入堂までの道のりは、道すがら「文殊堂」や「地蔵堂」、「鐘楼堂」など、1つづつお堂を巡っていくコースとなります。
 
それぞれのお堂がひとつひとつ個性あるつくりとなっており、とても魅力的な建物となっていますので、休憩がてら立ち止まって見てみてください。特に、文殊堂の四方の板張りの床に座り、ひと息つきながら眺める山間の景色はオススメです。
 
三仏寺 「文殊堂」ただし、お堂の周りを360度ぐるりとまわれるのですが、幅1m無いくらいの板張りの床ですので、充分気をつけてください。
 
もちろん手すりなんてありませんので、その先は、まっさかさまに・・・となりますので、くれぐれもすれ違ったりする際は、特に慎重になってください。
 
しかも、排水の関係か、長年の歩行による荷重のせいか?ですが、微妙に外に向かって傾斜していますので要注意です。
 
人によっては怖くて歩けない人がいるかもしれませんので、くれぐれも強要したりふざけたりしないようにしてください。
 
わたしも訪れた際には、足を投げ出しここに座り、しばらくボーっとしていましたが、そこで冷静に考え、こんなに危険でいいのだろうか・・・?、よく今まで・・・と思ってしまいました。
 
しかしながら次の瞬間、だから受付をしたわけで、登山なんだよな・・・と、妙に納得してしまいました。
 
 
 
ますます謎が深まる投入堂
 
そうこうしながら、頑張って登っていくだけあって、最後の岩肌をぐるりと回り込み、眼前に投入堂が現れた時の感動は、何倍にも膨れ上がります。
 
三仏寺 「投入堂」うまく言葉では表せないこの感動は、息を呑むとは、こういうことを言うのだな・・・と、改めて思うものでした。
 
しばらく、その不思議な建物を眺めていると、さらに謎が深まっていきます。
 
この投入堂を望む場所から、実際に投入堂が建っている場所までは、さらに危険な道のりで、通常の参拝では行けなくなっています。
 
最後の最後に、完全に垂直な岩肌を登ってやっとたどり着くというこの投入堂。
 
なぜ、そんな道のりなのか? なぜ、本堂から遠く離れたこの場所なのか? なぜ、この建築様式なのか? そして、この三仏寺投入堂は、何を意味し何のためにここに存在しているのか?
 
投入堂の謎は、さらに深まっていくばかりです。
 
謎が謎を読んで頭がおかしくなりそうですが、幽玄かつ神秘的なこの三仏寺投入堂の光景を、目の当たりにしたい方は、是非ともチャレンジしてみてください。
 
現在、世界遺産登録にむけても活動中とのことですが、是非とも後世に末永く、この謎多き建物が受け継がれることを願うしだいです。
 
 
  
 
■ 三仏寺投入堂 〜 星★聖 の ひとこと 〜
一生に一度は、三仏寺投入堂にチャレンジを!
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