こいのぼりの里まつり（こいのぼりのさとまつり）とは？

1993年頃より鯉のぼりの掲揚が始まり、2002年より大々的なイベントとして行われるようになった、群馬県館林市の城沼周辺で毎年3月下旬～5月上旬にかけて開催される 鯉のぼり のイベント。鶴生田川や近藤沼公園・茂林寺川・多々良沼など、一部が『里沼（SATO-NUMA）』として 日本遺産 の構成文化財となっている市内数ヶ所の会場で、その年にもよるが4000匹～最大6000匹を超える鯉のぼりが優雅に泳ぐ。

2005年5月5日に掲揚数 5283匹 の鯉のぼりで ギネス世界記録 に認定され、その後も毎年のように掲揚数を伸ばし、東京スカイツリーがオープンした2012年には、634mのスカイツリーの高さと館林市がスカイツリーよりちょうど63.4kmに位置する街であることから、6340匹 の鯉のぼりの掲揚を行った。

毎年メイン会場となる館林市役所近くの鶴生田川だけでも、3000匹～4000匹ほどの鯉のぼりが川面を埋め尽くし、ここだけでも充分楽しめる。また例年3月下旬～4月上旬にかけて開催される「館林さくらまつり」の時期には、鯉のぼりと桜の饗宴も見られ、2つの祭りを併せて「館林 桜とこいのぼりの里まつり」としている。