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日本一大きな池
鳥取市街から西へクルマを走らせていくと、やがて、一際大きな「池」が見えてきます。
「池」というにはあまりにも大きすぎて、こどもが石を投げ込んで遊んでいるような、そこらの池のイメージとは程遠い大きさをしている池、それが『湖山池』(こやまいけ)です。
「湖」と言った方が自然に思える感じの池で、名前を聞かなければ、おそらくそう思う方の方が圧倒的に多いと思われるこの湖山池は、それもそのはず、実は、池がつく湖沼の中では、押しもおされぬ日本一の面積を誇っている池なのです。
池の周囲は16kmもあり、海水と淡水とが混じり合っている「汽水湖」となっています。
この湖山池、春に湖面が霞んで見えることから、別名「霞湖」(かすみこ)とも言われ、また、日本海から、砂の堆積などにより分離され出来た池のため、「潟湖」(せきこ)とも言われたりします。
いずれにしても、この鳥取の町にあって砂丘とともに日本一の大きさを誇るこの湖山池は、存在感たっぷりの池となっています。
湖山長者伝説
この湖山池には、「湖山長者伝説」という、ひとつの言い伝えがあります。
その昔、一日で広い田んぼの田植えを終えてしまおうと考えた、「赤坂の長者」という人物が、国中の人をかき集め田植えを行ったのですが、日没までに田植えが終えられなかったので、黄金の扇子で夕日を追い返し田植えを無理やりやり終えたら、一晩で水田が、満々と水をたたえた池に変わって水没してしまった・・・という伝説です。
赤坂の長者が、自然のお日様を、都合よく操作したことによる罰を受けたというお話ですが、「自然界の法則に人為的に手を加えてはならない・・・」という戒めにも聞こえてきます。
すぐそばの鳥取砂丘の防砂林のように、植えたり伐採したり、何でも今を生きる人間にとって都合のいいように、その場しのぎ的に自然を操作してしまいがちなだけに、少し考えさせられる、そんな伝説となっています。
伝統の技、石がま漁
湖山池には、池の中に大小数個の小島が浮かんでいます。
そんな島々の中で、一番大きな島が「青島」で、青島までは、歩行者専用の橋が架かっており、島内は公園として整備され、フィールドアスレチックスやキャンプ場などがあり、市民の憩いの場となっています。
そんな湖山池では、「ウナギ」や「鯉」などの漁が行われており、何と言っても有名なのが、全国でも珍しい「石がま漁」です。
石がま漁は、一番奥にある「どうかん」という魚を集める場所に、時間をかけて魚を追い込んでいく漁のやり方で、大変珍しい漁法となっています。
この湖山池独特の漁なのですが、年々この漁が行われなくなっているため、現在では漁協などが、伝統の技を後世に伝えるべく尽力されています。
また、湖山池には、今ではほとんど獲れないことから、逆にここら辺では、珍味とされている「手長エビ」も生息しています。
このエビは、第1脚が大きいためこう呼ばれていますが、前の脚3対にはさみがあるという、大変珍しくも恐ろしい?エビです。
全国的には、あちこちで獲れるみたいですが、イタリア料理などでお馴染みのように、味はかなりいけているようです。
そんなこんなの湖山池、鳥取観光の帰り道に、ちょっと足をのばして寄ってみてください。
| ■ 湖山池 〜 星★聖 の ひとこと 〜 |
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鳥取観光の後は、湖山池でひと息いれましょう!
橋の上からの夕陽がきれいですよ! |
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