兵庫県旅行観光ガイド『姫路城
姫路城 Vol . 24
姫路城
(兵庫県 姫路市)
‐ Hyogo ‐
兵庫
Presented By 星★聖
姫路城(兵庫 姫路)
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姫路城の評価
姫路城の観光格付け評価
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■ 姫路城とは?

 兵庫県にある日本を代表する城郭建築で、1993年に、法隆寺などとともに日本で初めて世界遺産に登録された城。内濠以内で約7万坪、外濠まで含めると約70万坪あったとされ、名古屋城や熊本城などとともに「日本三名城」と言われ、連立天守の外観の美しさと、三重の螺旋形になった複雑巧妙な防御線が特徴。別名「白鷺城」と言われ、高く連なる天守群と、東西に広がる漆喰の白壁建築の美しさか見事で、数々の映画やドラマにも登場するが、江戸城の天守閣の代役として登場する機会が多い。
 また、桜の名所としての顔もあり、「日本さくら名所100選」にも選定されている。年に2度桜が咲くことでも知られる。
日本の世界遺産
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おすすめシーズン
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
お花見
すべてが別格の姫路城! 城郭建築の日本の美がここに極まる!
ただ流れに任せていては見逃すぞ! 事前にポイントを押さえておこう!
自分が天守閣に攻め入る敵だとして歩むと、お城の造りが理解しやすいぞ!
〜 姫路城 編 〜 温泉マイスター 星★聖(ほし たかし)
姫路城の見所
大手門(桐二の門) 三の丸広場 菱の門
大手門(桐二の門) 三の丸広場 菱の門
現在ある大手門は、1938年に建てられた楼門で、三重門だった大手門の桐二の門の跡に建つ。この前後に2つの門があった。 戦時中の兵舎建設で姿を消したが、かつては屋敷が建ち並んでいた場所。現在は広場としてイベント等に利用されている。 両柱の上の冠木に、木彫りの菱の紋があることからそう呼ばれる、二の丸の入口を固めた姫路城随一の櫓門。
三国濠 狭間のある城壁 灯籠の台石
三国濠 狭間のある城壁 灯籠の台石
菱の門をくぐり、すぐ右手に天守を望むところにある壕で、池田輝政が改修時に、播磨・備前・淡路の三国から人夫を動員したことにその名が由来する。 三角形の鉄砲狭間や長方形の矢狭間など、内曲輪内の城壁には、現在997の狭間がある。記録によると姫路城には、全部で3125個の狭間があったとされる。 はの門の右柱の礎石として利用された転用石で、もとは六角形の灯籠の台石である。これ以外にも姫路城には、石棺などの転用石が見られる。
油壁 瓦の紋章 井郭櫓
油壁 瓦の紋章 井郭櫓
ほの門の内側、腰曲輪にある、高さ2.82mの白漆喰の姫路城壁にあって異彩を放つ壁。山土に豆砂利を混ぜ、とぎ汁や粥で固めたもので、秀吉時代の名残とされる。 歴代の城主の瓦の紋章。屋根の上の瓦には、修繕の度に異なる紋章の瓦が乗っていった。 ちの門から備前門へと通ずる天守の東側に位置し、深さ16mのつるべ井戸を中心に、東・西・北に三室が設けられた櫓。
大天守 乾小天守 歴代の藩主ゆかりの品々
大天守 乾小天守 歴代の藩主ゆかりの品々
備前丸から望む、石垣14.85m+建物31.5mで高さ46.35mの見事なまでの5層6階地下1階の天守閣。千鳥破風と唐破風の組み合わせが美しい。 乾の方角にある3つの小天守のうちの1つ。3層4階地下1階で、入母屋と唐破風が組合わさり、機能面でも凝った造りで、大天守に次ぐ規模と造形美をみせる。 最上階までの各階には、歴代の藩主ゆかりの品々や姫路城の歴史に関する展示品が並ぶ。
東西の大柱 長壁神社 天守閣からの眺望
東西の大柱 長壁神社 天守閣からの眺望
天守閣を支える直径約1mの東西の心柱も見事。 もともとこの地にあった地主神を、築城の際に移転させたら祟りが起きたことから、天守閣最上階に祀られることとなった神様。 真っ直ぐに伸びる大手前通りの正面にJR姫路駅があり、約70万坪だったとされる姫路城の外濠は、この辺りにあった。
西の丸・好古園を望む 腹切丸 お菊井戸
西の丸・好古園を望む 腹切丸 お菊井戸
千姫ゆかりの西の丸の向こうには、姫路城を借景にした本格的な日本庭園である、お屋敷跡の好古園がある。ここもロケ地として有名なところ。 その造りが時代劇に見るような、検視役の席や首洗い用の井戸など切腹の場に見えるところからそう呼ばれるが、実際には帯郭櫓として機能した場所。 お家騒動を脚色した時代物の浄瑠璃として知られる「播州皿屋敷」にて、女中お菊が投じられたとされる井戸。
ぬの門(渡櫓) 扇の勾配 るの門(穴門)
ぬの門(渡櫓) 扇の勾配 るの門(穴門)
櫓の床板を外して石を落としたり、槍で突いたりできる仕掛けがある城門で、二層の櫓となっているのが特徴。 扇を広げたように美しい曲線美をみせることからそう呼ばれる石垣で、野面積みの石垣ながら、算木積みにされた角石が特徴。 正規のルートから外れた位置にあり、しかも目立たぬように、通常の石垣に穴を開けた造りとなっている、姫路城特有の抜け道用の門。
西の丸から望む姫路城天守閣 西の丸 長局 西の丸 化粧櫓
西の丸から望む姫路城天守閣 西の丸 長局 西の丸 化粧櫓
姫路城を見ずして城郭建築を語るなかれ!と言われるように、城郭建築の粋が集約されている姫路城。一番美しい天守の眺めは西の丸から! 大坂城落城後の1618年に、本多忠政が、嫡子である忠刻と千姫のために造営したもので、百陂L下と言われる千姫に仕えた侍女たちが居た長局などがある。 長局より男山を拝んだ千姫が、この櫓を休息所として利用されたことより、化粧の間とか化粧櫓と呼ばれた。
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姫路城の地図
基本情報
■名称:姫路城
■読み方:ひめじじょう
■ホームページ:姫路城
■所在地:兵庫県姫路市本町68
■問合せ:0792-85-1146
観光情報
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姫路観光ナビ
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兵庫県グルメ情報
星★聖の名勝・史跡探訪記 『姫路城』 編

日本初の世界遺産!

兵庫県にある、日本が誇る「世界文化遺産」といえば、ご存知 『姫路城』です。

法隆寺」などとともに1993年に、日本で初めて世界遺産に登録された姫路城は、世界遺産という言葉を、世間に広めるキッカケともなったお城で、日本を代表する城郭建築となっています。

名古屋城」、「熊本城」とともに、「日本三名城」(大阪城という説もあり・・)と言われる姫路城は、連立天守の外観の美しさと、「江戸城」とこの姫路城にしかないと言われる、三重の螺旋(らせん)形になった複雑巧妙な防御線が特徴的なお城です。

また、江戸城に並ぶほどの規模 (内濠以内:約7万坪 外濠以内:約70万坪・・・東京ドームの約50倍) を誇っていたことから、この姫路城は「天下の名城」とも言われてきました。

奇跡的に戦火にあっていないこともあり、国宝8棟 重要文化財74棟を有し、その文化財の多さにおいても、姫路城は、文字通り日本を代表する城郭となっています。

数々の映画やドラマに登場するこの姫路城は、特に天守閣が現存しない江戸城の代わりとして、ひいたショットでは、ほとんどがこの姫路城が使われるほど、頻繁にお茶の間に登場しています。

そういう意味でも、日本を代表する城郭と言っていいのではないでしょうか。


白鷺城

この姫路城、別名「白鷺城」(はくろじょう)といい、高く連なる天守群と、東西に広がる漆喰の白壁建築の美しさから、白鷺(しらさぎ)に例えられ、この名が付いたとされています。

その白さは、実際に見て驚くほど美しく、姫路城の城郭の大きさが、さらにその印象を倍増させます。

洗剤のCMじゃありませんが、眩いまでの白さ・・・とは、まさにこのことなのではないでしょうか。

烏城」(うじょう)と言われ、黒い板張りの外観が有名な「岡山城」や「松本城」、同じく黒が基調の、「加藤清正」築城の名城名高い「熊本城」などのお城とは、対極をなすこの姫路城の外観の白さは、「城」というひとつの建築物の幅広さ、城郭建築というひと言ではくくれない、日本の伝統建築の奥深さを改めて感じさせてくれます。

そんな姫路城ですが、実は一時期、天守閣が黒かった時代がありました。

「烏城」とまではいかないものの、白鷺とは程遠いイメージで、真黒な天守となっていたその時代とは、実は戦時中のことでした。

空襲により、数々の名城が焼け落ちていく中、敵の標的となることを避けるべく、天守閣にスッポリ黒いネットを被せ、目立たなくしていた時代がありました。

そんなお城を守りたい!という人々の願いが叶ったのか、空襲でこの姫路城の周囲が壊滅的な打撃を受ける中、奇跡的にこのお城だけは焼失を免れました。

後日、天守閣内に不発の焼夷弾が発見され、これも奇跡的に滑りこむように飛着したため爆発しなかったとのことで、この天守閣が現存することは奇跡の塊と言われています。

砲弾が撃ち込まれたことや、わずか23円50銭(10万円程度)で、民間人の神戸清一郎氏に払い下げられ、後に解体される寸前までいったこともあり、数々の奇跡を起こしてきたこの姫路城ですが、現代においてこの白鷺城の美しさに出合えていることもまた奇跡と言えるようです。



ちなみに、わたしはこの姫路城を訪れるまで、ずーっと白鷺城を、「しらさぎじょう」と読んでいましたが、姫路城を訪れてはじめて、正式には「はくろじょう」と読むということを知りました。

それでもついつい「しらさぎじょう」と言ってしまいますが・・・、たしかに一般的にはそう呼ぶ人の方が多いですよね。

ちなみに、日本酒の「白鷺の城」は、「しらさぎのしろ」と読むのが正式だそうです。


すべてが別格の姫路城

この姫路城は、「徳川家康」の信任厚かった、西国将軍「池田輝政」公により改築されたもので、それまでの「羽柴秀吉」が建てた、三層の天守を持つ山城を、関ヶ原の戦いの翌年(1601年)から8年の歳月をかけ再建させたものでした。

大阪城を背後から牽制する狙いや、西国大名の謀反に対して睨みを利かせ、いざという時の防波堤となるべく意味合いもあり、壮大な城となったようですが、再建ののち1618年に、伊勢から移ってきた、徳川家譜代の家臣である、「本多忠政」が、嫡子「本多忠刻」(ほんだただとき)と、2代将軍「徳川秀忠」の長女「千姫」のために、西の丸を造営したことにより、今日の姫路城城郭の全容が整ったとされています。
高さ46.35m(石垣14.85m、建物31.5m)の、見事なまでの5層6階地下1階の天守閣は、海抜92mの高さを誇り、姫路の町を見下ろすシンボル的な存在となっています。

わたしは、出張のたびに、新幹線から遠くこの姫路城を眺めてきましたが、実際にこの姫路城を訪れることとなったのは、世界遺産登録から10年以上経ってからのことでした。

これまで多くの城郭を見てきましたが、これほどのお城には、それまで出会いませんでした。

さすがに世界文化遺産!というだけあって、この姫路城はすべてが別格でした。


なかなかたどり着けない天守閣!

再建されたものを含め、多くのお城が、天守閣のみの保存だったり、場内に図書館や学校などの公共施設がつくられたりで、堀や二の丸跡などが残っていても、どこか影が薄く、ともすると天守閣のみがお城のように感じるものが、日本全国のお城には多々見受けられます。

そんな中、この姫路城は、門をくぐり天守閣を見上げた瞬間、そして天守閣から姫路の街並みを見下ろした瞬間、城郭建築のすばらしさ、スケールのデカさを体感できます。

個人的には、城のスケール感を感じたのは、この姫路城と江戸城(皇居)だけです。

熊本城や山形城もそれなりにスケール感は感じましたが、やはりこの2つのお城は別格です。

そんなスケール感あふれる姫路城ですが、実は現存する姫路城はその一部でしかなく、その外濠は、遺跡よりJR姫路駅のあたりだったとされています。

三重の曲輪(くるわ)構造を持つに姫路城は、その内曲輪部分だけが残っているにすぎず、さらにその内曲輪内が、本丸二の丸三の丸西の丸出丸の五重構造となっており、さらにその内部が、幾多の門により、幾重にも細かく仕切られています。

天守閣までの道のりは、天守閣が見えたり消えたりしながら、上がったり下がったりする迷路のような経路で、近づいているようでなかなかたどり着かない感じが、またまたスケール感を増していきます。

階段を上ったり門をくぐったりで、ついつい足元に目が行きがちになり、いつのまにか、現在位置や方角がわからなくなってしまうのも、この姫路城郭の特徴です。

いの門、ろの門など、いろはの名がついた門がいくつもあり、随所にいろんな仕掛けや工夫がされており、高い石垣と塀に挟まれた道を、幾度となく曲がりながら抜けて行くという・・・多重構造の城郭建築の複雑さと、敵の侵入を食い止める数々の技を、この姫路城でまざまざと体感させられました。



4月6日は「しろの日」

この姫路城、春には城内にが咲きみだれ、花見の名所としても有名であり、ちょうどその時期にあたる4月6日は、「しろの日」として、無料で姫路城に入場できるイベントも行われています。

地元の方に教えて頂いたのですが、この桜の花はにも咲き、この時期も見に訪れる方が多いとかで、一年を通して、市民の憩いの場として賑わっています。

また、この姫路城のそばには、お城と調和したデザインの、フジテレビや東京都庁の建築で有名な、「丹下健三」氏設計の博物館、「兵庫県立歴史博物館」があります。

姫路城を含め、兵庫県の歴史について学びたい方は、こちらも訪れてみてください。

また、三の丸広場には隣接して、「姫路市立動物園」がありますので、お子様連れの方は、こちらも楽しめる場所なのではないでしょうか。

この姫路城内には、たくさんの建物があり、見どころも多いため、ひとつひとつ丁寧に見ていくと、アッ!という間に閉門時間が迫ってきてしまいます。

訪れる際は、せっかくの世界文化遺産見学ですので、たっぷり時間に余裕を持って訪れてみてください。

日本の城郭というものを知るには最適なお城である姫路城、是非とも一度は足を運んでみてください。わたしがそうであった様に、この感動は、門をくぐってみないと決して味わえませんよ!
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