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日本初の世界遺産!
兵庫県にある、日本が誇る「世界文化遺産」といえば、ご存知 『姫路城』です。
「法隆寺」などとともに1993年に、日本で初めて世界遺産に登録された姫路城は、世界遺産という言葉を、世間に広めるキッカケともなったお城で、日本を代表する城郭建築となっています。
「名古屋城」、「熊本城」とともに、「日本三名城」(大阪城という説もあり・・)と言われる姫路城は、連立天守の外観の美しさと、「江戸城」とこの姫路城にしかないと言われる、三重の螺旋(らせん)形になった複雑巧妙な防御線が特徴的なお城です。
また、江戸城に並ぶほどの規模 (内濠以内:約7万坪 外濠以内:約70万坪・・・東京ドームの約50倍) を誇っていたことから、この姫路城は「天下の名城」とも言われてきました。
奇跡的に戦火にあっていないこともあり、国宝8棟 重要文化財74棟を有し、その文化財の多さにおいても、姫路城は、文字通り日本を代表する城郭となっています。
数々の映画やドラマに登場するこの姫路城は、特に天守閣が現存しない江戸城の代わりとして、ひいたショットでは、ほとんどがこの姫路城が使われるほど、頻繁にお茶の間に登場しています。
そういう意味でも、日本を代表する城郭と言っていいのではないでしょうか。
白鷺城
この姫路城、別名「白鷺城」(はくろじょう)といい、高く連なる天守群と、東西に広がる漆喰の白壁建築の美しさから、白鷺(しらさぎ)に例えられ、この名が付いたとされています。
その白さは、実際に見て驚くほど美しく、姫路城の城郭の大きさが、さらにその印象を倍増させます。
洗剤のCMじゃありませんが、眩いまでの白さ・・・とは、まさにこのことなのではないでしょうか。
「烏城」(うじょう)と言われ、黒い板張りの外観が有名な「岡山城」や「松本城」、同じく黒が基調の、「加藤清正」築城の名城名高い「熊本城」などのお城とは、対極をなすこの姫路城の外観の白さは、「城」というひとつの建築物の幅広さ、城郭建築というひと言ではくくれない、日本の伝統建築の奥深さを改めて感じさせてくれます。
そんな姫路城ですが、わたしはここを訪れるまで、ずーっと白鷺城を、「しらさぎじょう」と読んでいました。姫路城を訪れてはじめて、正式には「はくろじょう」と読むということを知りました。
それでもついつい「しらさぎじょう」と言ってしまいますが・・・、たしかに一般的にはそう呼ぶ人の方が多いですよね。
ちなみに、日本酒の「白鷺の城」は、「しらさぎのしろ」と読むのが正式だそうです。
すべてが別格の「姫路城」
この姫路城は、「徳川家康」の信任厚かった、西国将軍「池田輝政」公により改築されたもので、それまでの「羽柴秀吉」が建てた、三層の天守を持つ山城を、関ヶ原の戦いの翌年(1601年)から8年の歳月をかけ再建させたものでした。
その後1618年に、伊勢から移ってきた、徳川家譜代の家臣である、「本多忠政」が、嫡子「本多忠刻」(ほんだただとき)と、2代将軍「徳川秀忠」の長女「千姫」のために、西の丸を造営し、今日の姫路城城郭の全容が整ったとされています。
高さ46.35m(石垣14.85m、建物31.5m)の、見事なまでの五層七階(地上6階、地下1階)の天守閣は、海抜92mの高さを誇り、姫路の町を見下ろすシンボル的な存在となっています。
わたしは、出張のたびに、新幹線から遠くこの姫路城を眺めてきましたが、実際にこの姫路城を訪れることとなったのは、世界遺産登録から10年以上経ってからのことでした。
これまで多くの城郭を見てきましたが、これほどのお城には、それまで出会いませんでした。
さすがに世界文化遺産!というだけあって、この姫路城はすべてが別格でした。
なかなかたどり着けない天守閣!
再建されたものを含め、多くのお城が、天守閣のみの保存だったり、場内に図書館や学校などの公共施設がつくられたりで、堀や二の丸跡などが残っていても、どこか影が薄く、ともすると天守閣のみがお城のように感じるものが、日本全国のお城には多々見受けられます。
そんな中、この姫路城は、門をくぐり天守閣を見上げた瞬間、そして天守閣から姫路の街並みを見下ろした瞬間、城郭建築のすばらしさ、スケールのデカさを体感できます。
個人的には、城のスケール感を感じたのは、この姫路城と江戸城(皇居)だけです。
そんなスケール感あふれる姫路城ですが、実は現存する姫路城はその一部でしかなく、その外濠は、遺跡よりJR姫路駅のあたりだったとされています。
三重の曲輪(くるわ)構造を持つに姫路城は、その内曲輪部分だけが残っているにすぎず、さらにその内曲輪内が、本丸・二の丸・三の丸・西の丸・出丸の五重構造となっており、さらにその内部が、幾多の門により、幾重にも細かく仕切られています。
天守閣までの道のりは、天守閣が見えたり消えたりしながら、上がったり下がったりする迷路のような経路で、近づいているようでなかなかたどり着かない感じが、またまたスケール感を増していきます。
階段を上ったり門をくぐったりで、ついつい足元に目が行きがちになり、いつのまにか、現在位置や方角がわからなくなってしまうのも、この姫路城郭の特徴です。
いの門、ろの門など、いろはの名がついた門がいくつもあり、随所にいろんな仕掛けや工夫がされており、高い石垣と塀に挟まれた道を、幾度となく曲がりながら抜けて行くという・・・多重構造の城郭建築の複雑さと、敵の侵入を食い止める数々の技を、この姫路城でまざまざと体感させられました。
4月6日は「しろの日」
この姫路城、春には城内に桜が咲きみだれ、花見の名所としても有名であり、ちょうどその時期にあたる4月6日は、「しろの日」として、無料で姫路城に入場できるイベントも行われています。
地元の方に教えて頂いたのですが、この桜の花は秋にも咲き、この時期も見に訪れる方が多いとかで、一年を通して、市民の憩いの場として賑わっています。
また、この姫路城のそばには、お城と調和したデザインの、フジテレビや東京都庁の建築で有名な、「丹下健三」氏設計の博物館、「兵庫県立歴史博物館」があります。
姫路城を含め、兵庫県の歴史について学びたい方は、こちらも訪れてみてください。
また、三の丸広場には隣接して、「姫路市立動物園」がありますので、お子様連れの方は、こちらも楽しめる場所なのではないでしょうか。
この姫路城内には、たくさんの建物があり、見どころも多いため、ひとつひとつ丁寧に見ていくと、アッ!という間に閉門時間が迫ってきてしまいます。
訪れる際は、せっかくの世界文化遺産見学ですので、たっぷり時間に余裕を持って訪れてみてください。
日本の城郭というものを知るには最適なお城である姫路城、是非とも一度は足を運んでみてください。わたしがそうであった様に、この感動は、門をくぐってみないと決して味わえませんよ!
| ■ 姫路城 〜 星★聖 の ひとこと 〜 |
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すべてが別格の姫路城!城郭建築のすばらしさと、日本の美がここにあります! |
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